●2014年 Season5 千葉の源泉調査-2  2014.03.08〜09

藤澤さん、じろさんと
沢歩き+αで湧出調査をしてきた。
2014年 Season5 千葉の源泉調査-2です。

3/8(土) 晴れ

0730 活動開始
金山湖北部の沢-1 (千葉県鴨川市打墨)

鴨川温泉 なぎさの湯 旧ローリー基地
  

0. 鴨川温泉 なぎさの湯源泉   No.2 
  
1) 自然湧出
14.5℃ pH9.57 EC1.95 無色透明弱い卵味硫黄臭
2) パイプOF
14.5℃ pH9.28 EC1.71 無色透明弱い卵味硫黄臭

このまま浸かれたらいい湯だな。
現在は配管による引き湯で、ローリー基地はダムの下まで移動。

1.  本源泉近くの自然湧出 染み出し程度 No.3
 周辺2ヶ所
1ヶ所目 14.5℃ pH9.16 EC0.87 無色透明無味微硫黄臭  硫黄冷鉱泉
2ヶ所目 14.1℃ pH8.89 EC0.71 無色透明無味微硫黄臭  硫黄冷鉱泉

入渓
 


2. 岩の割れ目染み出し ちょろちょろ
 14.6℃ pH9.43 EC0.80
無色透明無味ほとんど無臭
弱い硫黄冷鉱泉
弱すぎてネガコンと比較
↓↑
ネガコン沢水 4.0℃ pH9.47 EC0.31


3. 岩の割れ目染み出し ちょろちょろ
 14.7℃ pH9.54 EC1.04
無色透明無味ほとんど無臭
弱い硫黄冷鉱泉 感覚では重曹分もありそう
ここも弱すぎてネガコンと比較 OK
↓↑
ネガコン 4.3℃ pH9.41 EC0.31

-. 崖の下 右側の割れ目 決定打不足ノーサンプル
 14.2℃ pH8.97 EC0.77
上記No.2,3と同じ様な染み出し
さらに感じない。パス

終了点で記撮
  ずぼった人



戻って

4. 本源泉近くの自然湧出 No.1
 12.8℃ pH9.61 EC1.66
無色透明無味微硫黄臭 硫黄冷鉱泉
悩んで悩んで、分けた。

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5. 大五朗の鉄泉
  12.0℃ pH8.30 EC0.56
無色透明鉄味鉄微鉄臭
鉄泉
野良だが、これだけコンコンと湧出していればOKでしょう。
周辺の家庭用廃棄物のぶん投げが下品であった。
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金山湖北部の沢-2 (千葉県鴨川市打墨)
収穫なし
ネガコン沢水 5.7℃ pH8.85 EC0.17
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車幅いっぱいと力量不足で曲がりきれなかった橋
 
金山湖北部の沢-3 (千葉県鴨川市打墨)
収穫なし
ネガコン沢水 5.6℃ pH9.34 EC0.13

どんな湧出でも絞り取る自分達だが、これではお手上げ
ここの沢は完全に空振り

1700 活動終了
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6. 鴨川温泉 かんぽの宿 鴨川 700円 (千葉県鴨川市西町) なぎさの湯源泉利用
 43.3℃ pH7.76 EC0.17 ← 源泉(14.5℃ ) pH9.28  EC1.71
無色透明無味無臭+浴室強烈なクロル臭
極弱いツル感
劣化と言うか希釈しすぎと言うか、ここまでの差を見せ付けられると知らぬが仏の方がいい。
汚れ落としの利用と考え、笑顔笑顔

※ しかし、源泉調査-3で浸かる 鴨川館に比べれば、これもかわいいもんだ。

清和県民の森駐車場に戻り 車中泊
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3/8(日) 晴れ
国道410号西側の沢 (千葉県君津市豊英)

入渓 まずは再訪エリアを進む

砂防ダム 残置ロープを頼りにかわす

汲めるか NGか じーっと真剣に観察中

1. 壁に大お化け ちょろちょろ
 5.7℃ pH8.67 EC1.01
硫黄冷鉱泉

2. 崖上部の染み出し 微量湧出
  5.8℃ pH9.59 EC1.15
硫黄冷鉱泉
残雪と岩の少しの出っ張りに足を掛けて確保。  雪がなかったら拾えない。奇跡の一杯
↓↑
ネガコン沢水 3.1℃ pH9.93 EC0.26

3. 岩割れ目染み出し 微量湧出
 6.9℃ pH8.40 EC17.07
塩化物冷鉱泉
じろさんが拾っていた。 測定してびっくり食塩泉じゃん。

4. 岩壁より染み出し茶肌 微量湧出
  7.3℃ pH9.05 EC20.00以上
ここはなんと強塩化物冷鉱泉。
味は都内の食塩泉と同じ感じ、温度がないだけ。さらにびっくりだ!!

5. 岩割れ目 ちょろちょろ
 7.5℃ pH10.75 EC1.25
硫黄冷鉱泉

6. 岩割れ目 湧出 白龍
  10.7℃ pH9.59 EC4.12
硫黄+塩あり冷鉱泉 いい感じの広がり方
こんな硫黄泉に出会いたかった。

お化け

ダメだこりゃの記撮・ ・ ・ 帰りに30分近く掛けて汲む羽目になる。

7. 岩割れ目 
 8.2℃ pH10.07 EC5.20
硫黄+塩あり冷鉱泉
強さを感じる析出物の広がり

8. 岩割れ目 白帯 微量湧出
 6.9℃ pH10.50 EC4.08
硫黄+塩あり冷鉱泉

9. 岩割れ目 微量湧出
 6.6℃ pH10.85 EC1.02
弱い硫黄冷鉱泉  ポンプのじろしょーー 

10. 岩割れ目 ちょろちょろ
 6.5℃ pH10.50 EC3.42
硫黄+塩あり冷鉱泉

さらに上流まで進むが
吸える湧出はなし

ネガコン沢水上部-1 4.0℃ pH9.50 EC0.21

ネガコン沢水上部-2 5.8℃ pH9.51 EC0.21

ネガコン沢水上部-3 4.7℃ pH9.05 EC0.18

沢水の色、この辺の数値と沢の雰囲気で終了と判断し
大返し
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帰りに取りこぼし分を拾う

11. 壁お化け 超微量湧出
 9.1℃ pH10.45 EC1.24
硫黄冷鉱泉 さっきのお化け
待ち時間で藤澤さんがしっかり汲んでいた。 こいつは手強かった。

しかし、思った。 これ汲むの多分、最初で最後この三人だけだろうと、、、
汲まれているお化けはくすぐったそうに笑っている様に見えた。

たかが染み出し、たかがPet いゃ、違う されど染み出し、されどPet。 
こうして30分掛けて汲んだ鉱泉はオンリーワンであり、執念と根気で得た貴重な一湯なのだ。

おっと失礼、既にここを汲んでいる兵の方。 shake-hands  共に千葉の沢を歩もうじゃないか!!


12. 壁染み出し 超微量湧出
  8.1℃ pH9.29 EC13.09
塩化物冷鉱泉
穴に突っ込んで必死にサンプリング

13. 岩割れ目 超微量湧出
 8.6℃ pH10.48 EC1.49
僅かに色付きあり硫黄冷鉱泉
※ここで拾った硫黄泉はほとんどが無色。
サンプリング中ポンプでかき混ぜているので色付きの判断は微妙だ。
ただ上記の硫黄泉は僅かに色付きがあった。

帰りも砂防ダムをかわす

おら、握力腕力が無くなり、クリアするのに苦労した。
情けない。。。。あっっ情けない。



ヘトヘトで駐車場に着くと、きみぴょん号が
少し〜癒された。

1520終了
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いつものパーキングに車を止め 茶水拾いモード (君津市)

直列3ローター20B-REW パワーバンド突入 もっとイキますかぁ〜

1545 活動開始

14. コンクリート枡ハイプ ドバドバ
 14.6℃ pH9.66 EC0.18
無色透明微鉄味無臭
受けバケツに赤茶色の析出痕があり見た目は派手だが
液体はショボイ。

15. 田んぼあぜ道斜面パイプ ドバドバ
 15.8℃ pH9.53 EC0.26
微淡黄色透明無味無臭

16. ストレートパイプ ドバ
 微淡黄色透明無味無臭
弱い湯の華あり、いいじゃん !

17. パイプパイプ ドバドバ
  15.1℃ pH9.19 EC0.24
微淡黄色透明無味無臭 
No.15〜17は藤澤さんにご案内して頂く。 よく、こうも効率よく見つけるもんですね。 感謝。

18. 竹藪横さりげない茶水
19.7℃ pH9.74 EC1.82
黄褐色透明甘味茶水臭
車から降りると広がる茶水臭。 これぞ"茶水"久々のヒット、実に素晴らしい。

19. 田んぼ下の染み出し じわり湧出
 16.2℃ pH9.81 EC1.80
黄褐色透明無味無臭  上記の下部に湧出している、上記と同じ??
一応拾っておいたが証拠不十分。ノーカウント

1800 茶水拾い終了 解散

燃え尽きた〜 お疲れ〜

では、汲んで下さい。

                                                      2014.04.29 アップデート
                                                                                                                       2014.05.02  一部修正


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