栃木県 那須岳周辺のフォローアップ調査-2  2014.11.29〜30

11/29(土)-30(日)
前回(-1)の復習をしていて御沢右俣に大きな取りこぼしがあることが発覚。
シマッタ。 気が付いてからはソワソワ・・・・
勢いで急遽、じろさんと栃木県 那須岳周辺のフォローアップ調査-2を実施した。

夜行移動 道の駅那須高原友愛の森で車中泊

11/29(土) 雨のち曇りのち晴れ
0700 始動 移動

0830 沼原駐車場発
 修理完了、ちゃんとヒップも上がってます。

ML1360で御沢までアクセス
  イェ〜
本日のファッション

裏御宝前湧出群
001 裏御宝前の湯 パイプOF ドバドバ ボスキャラ
 
自然流下方式か? 引き湯管の基点はここ。きちっと管理されている。
前回、沢を渡す引き湯管にちゃんと反応していれば、、、現在の白笹温泉郷の主力源泉と思われる。
29.1℃ pH3.76 EC1.45→中継枡(26.6℃ pH3.63 EC1.51) 味覚的にもほぼ一致、おっ!!  やっぱこれだ。謎も解決スッキリ。

 湯船拡張工事中

  29.1℃ pH3.76 EC1.45
浴び〜の                       打たせ〜の
確保した喜びを堪能する。 ここを取りこぼしていたんだから・・・とんでもないよな。 
無色透明微酸味微温泉臭 浴感なし

↓あとは流儀で細かく拾う。
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002 メイン下部染み出し
 28.1℃ pH3.73 EC1.54
無色透明微酸味無臭

003 メイン下部ちょろちょろ小川
 29.4℃ pH3.65 EC1.59
無色透明微酸味無臭
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整備道下
大雑把に、沢に向かって右側の湧出は少し温度が低い湧出(20℃前後)

004 斜面染み出し
 20.7℃ pH3.65 EC1.65
無色透明微酸味無臭

005 斜面湧出
 28.8℃ pH3.65 EC1.60
無色透明微酸味無臭

006 黒パイプ (手前)
 27.3℃ pH3.72 EC1.49
無色透明微酸味無臭

007 斜面染み出し
 21.1℃ pH3.70 EC1.53
無色透明微酸味無臭

 沢から湧出群を望む
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御沢左俣に入渓


御沢左俣湧出群

008 硫黄泉溜まり
  12.4℃ pH5.67 EC0.91
無色透明微苦味硫黄臭
いきなり硫黄系に接触じゃん。  中一週でここに来た。本当に凝りもしないバカだなぁ〜と思っていたが
硫黄汁に遇って地上部隊を投入しておいて良かったと実感した。 溜まりがある・・・・

009 対岸の鉄泉
 22.0℃ pH4.59 EC1.23
無色透明鉄味鉄臭
振り返るとオレンジ色のFeだよ。

010 石ころ下より染み出し硫黄泉
 12.0℃ pH6.01 EC1.38
無色透明無味硫黄臭

011 岩陰より染み出し硫黄泉
 10.4℃ pH6.20 EC0.88
無色透明無味硫黄臭

 
見た目はいいが、微量すぎて汲めない。 パス

012 石ころ下より染み出し硫黄泉
 7.8℃ pH6.21 EC0.66
無色透明無味微硫黄臭

013 草むら溜まり硫黄泉
 8.3℃ pH4.66 EC0.65
無色透明無味微硫黄臭 オーラ弱し

014 岩から染み出し薄い硫黄泉
 8.0℃ pH5.50 EC0.98
無色透明無味微硫黄臭 元気ナシ

滝上部まで確認。
 
ここから登山道まで大返し
今考えると素人、厳冬なのに壮大な登山プランだ。

ちょいとブレイク
 
やっぱ浴びた。                            汚れた体は打たせで綺麗に。

-  石ごろごろ間染み出し薄い硫黄泉
 8.0℃ pH5.57 EC0.48
無色透明無味微硫黄臭
(プロット忘れ008近く)

× 沢水の流れ込み (像なし) 決定打不足パス
(10.2℃ pH4.34 EC0.65)
↓↑
御沢 ネガコン
(7.9℃ pH4.34 EC0.52)

015 草むらドバドバ 薄い硫黄泉
 7.1℃ pH5.69 EC0.14
無色透明無味硫黄臭  周辺に漂う硫黄臭源はこれだった。 存在感強烈アピール

016 沢水 流れ込み酸性水
 11.3℃ pH3.71 EC0.99
無色透明微酸味無臭
↓↑
御沢 ネガコン
(7.3℃ pH4.32 EC0.47)

3mの滝を左岸から巻き


017 沢水 流れ込み酸性水
 9.8℃ pH3.59 EC1.09
無色透明微酸味無臭

018 沢水 怪しい流れ込み酸性水
  9.2℃ pH3.61 EC1.05
無色透明微酸味無臭
↓↑
御沢 ネガコン
(9.1℃ pH4.01 EC0.54)

  安心ラインの橋まであと少し


登山道 木の橋 着

登山道下 御沢ネガコン
(6.4℃ pH4.65 EC0.46)

  橋から上部の沢
調査の予定はありません。
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三斗小屋温泉 煙草屋入り口ミニポリバスOF
 60.0℃以上 pH3.11 EC0.92
無色透明微酸微鉄味温泉臭
再訪(1999.10.16)の為ノーサンプル(煙草屋は既に今シーズン営業終了だった)

1535 大黒屋着


○ 三斗小屋温泉 大黒屋泊 9200円/人 夕朝食付き
三斗小屋1号 木の浴舎
 48.4℃ pH6.81 EC0.68
無色透明無味温泉臭 微ツル感

 
渋い浴舎の雰囲気、気に入った。

三斗小屋3号 岩風呂
 37.5℃ pH7.17 EC0.42
無色透明無味無臭 特に浴感なし
温くて出るにも出られない、1時間弱浸かっていた。


2源泉楽しめるのは良い。 トイレは水洗式、綺麗。
テレビもない、やることないし
2100 就寝

  
夜飯と朝飯
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11/30(日)曇り時々雨時々晴れ

0830 大黒屋発


-  煙草屋裏の塩ビパイプOF
 30.5℃ pH7.05 EC0.39
無色透明無味無臭
一応汲んでおく。ノープロット

019 三斗小屋温泉源泉地 横のボコボコから確保
  60.0℃以上 pH3.23 EC0.92
無色透明酸味渋味明礬微臭

  汁気なしのミニ地獄

 N/A
視界から消えたと思ったら、ちゃっかり煙草屋露天のOFを確保していた。

帰路もML1360で駐車場を目指す。
GPSを頼りに自在にルートを切り開く。誠に便利な世の中だ。

020 酸性水の染み出し
  11.9℃ pH3.60 EC1.19
無色透明微酸味無臭

021 ドバドハ酸性水
  11.9℃ pH3.56 EC1.15
無色透明微酸味無臭 湯船付き
※020,021は、御沢で拾った016〜018 酸性水の元と思うがカウントは分けた。

1230 沼原駐車場着
 霧かぁ、嫌な予感。
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移動

1320 茶屋駐車場発 郭公温泉へ

濃霧で前方視界30〜50m。時折小雨が降る中でアタック

 木に登り少しでも視界を確保する。
今回はロスト出来ない・・・けど視界不良で勘が効かない。
またまた弱気の虫が騒ぎ出し、全く役に立たない案内人、迷人となってしまったが
じろさんの執念と気合いで何とか到着。良かった本当に良かった。
再訪人と未湯人のモチベーションは違うなぁ・・・反省。

022 郭公温泉
  27.3℃ pH4.09 EC1.57
無色透明無味無臭 微ヌルツル感あり 先人が復旧させた湯船はまだ活きている。
しかし、アクセス路は根曲がり竹に覆われ接近は困難の極み、近い様で非常に遠い超秘湯だ。


1630 茶屋駐車場着
調査終了。 おぃおぃ2時間近くも展開していたぞ(汗汗)
まぁ、結果オーライ。
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温まり、いやしの湯タイム〜

○ 大丸温泉 旅館おおたか 700円 (後で発覚、るるぶ日帰り提示で200円引きだった。損した気分)
 
源泉 相の湯
露天風呂 52.1℃ pH7.06 EC0.82
無色透明無味微硫黄臭→浴槽はなんとなく濁っているような?暗くてよく判らん。
内湯 44.5℃ pH7.74 EC0.58
無色透明微鉄味微温泉臭
加水(沢水)で30%希釈されているから若干泉質に影響しているのかも知れない。
露天と内湯で泉質の違いを感じた。

○ 新那須温泉 ホテルグリーンパール那須 700円
 48.4℃ pH7.31 EC0.88
源泉(稲川1〜4号・苦土稲川1,2号・県電気局B-3・八幡崎1号混合泉)
無色透明微苦味微硫黄臭→浴槽で微白緑濁り 微ツル感
腑抜けになっていない、予想より良い使われ方、脱衣場に引き湯ルートが明確に掲示されている所も好感触。
切手を集める感覚で入浴した施設の分析表をコツコツ収集中。

しばらく那須周辺には展開予定です。
今のところ那須岳の火山警戒レベルは"レベル1(平常) "です。(2015.01.03現在)

では、浴びましょう。 

                                 2015.01.03 アップデート


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