●おいしい湯の旅  2015年4月分のまとめ

4/4(土)〜4/5(日)手もみ旅行で熱海へ
4/4(土)
○ 熱海 春日町温泉 湯宿一番地 HP割引1200円 (熱海市春日町)
混合泉(熱海78号(三楽温泉),225号) Na,Ca-塩化物泉 総計6,681g/kg  H23年
 
(1)露天 38.9℃ pH6.94 EC7.25
(2)内湯 57.7℃ pH7.63 EC11.12
ともに無色透明塩苦味無臭 派手な浴感はない。
宣伝している2源泉とは混合済の2源泉なのね。

○ 熱海 西山町温泉 ホテルパイプのけむり 宿泊 楽トラ 10,050円/人 (熱海市西山町)
混合泉(熱海79,80,132,143,259号)の5源泉Mix  Na,Ca-塩化物泉 総計5,205g/kg  H23年
  41.5℃ pH8.76 EC0.22 
無色透明無味無臭+強力クロル臭
酷い使用状況。パイプどころではない、塩素のけむりに巻かれた。 諦めとっとと退散。

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源泉井風景-1 散歩しながら記撮
 
ワイルドな状態で管理されている。        これは集湯槽か? 各所漏れだけチェックし汲めなければ深追いはしない。
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△ 竹の沢共同湯 O/F (熱海市西山町)
  38.2℃ pH8.58 EC5.33
知らないうちにジモ専化していた。        浴舎横のO/Fを確保
無色透明弱Ca味ほぼ無臭
まさか捨て湯じゃないと思うがちょっと自信がない。

 4/4の花火大会
粋なサービスだ。

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源泉井風景-2 
 
西山地区は地熱のエネルギーを感じる井戸が多い。 熱海56号(楠湯)の源泉井 プレートが掛かり識別されているのは良い事である。
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4/5(日)
○ 熱海 上宿町温泉 日航亭大湯 1000円 (熱海市上宿町)
安保湯(熱海23号) Na,Ca-塩化物泉 総計9,02g/kg H26年 →(参考:9.198g/kg  H16年)
  60℃以上 pH8.10 EC15.95
無色透明塩苦味無臭 浴後サラ感あり
源泉温度が高いからちょろちょろと注ぎ込まれている。脱衣場まで湯気でムンムン、汗がなかなか引かんょ。夏場はどうなるの。

○ 湯前神社モニュ 再測定のみ  (熱海市上宿町)
 48.8℃ pH8.86 EC13.53
無色透明塩味微温泉臭 この湯はいいんだけどなぁ・・・
熱海の源泉はどこも浴槽に湯が入ると一段階、気が抜ける。

○ 駅前足湯 再測定 (熱海市田原本町)
 60℃以上 pH8.20 EC8.80
無色透明塩味微温泉臭
足湯は少し広くなりリニューアルされていた。 人いっぱい、利用はパス。

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4/11(土)
石渡さんと
○ 若葉町温泉 天然温泉 仙川湯けむりの里 850円 (東京都調布市若葉町)
第二条メタケイで適合70mg 総計0.3007g/kg  H27年
  シマホPからの像
(1)露天湯口 40.7℃ pH8.85 EC0.47
(2)入り口水カラン 14.0℃ pH9.07 EC0.23
無色透明無味無臭+強力クロル臭、 浴後も体にべったりのクロル臭が付着。たまらん。
エビデンスが無ければ絶対に行かない施設だが、しかし錦の御旗が掲げられると・・・
全国から風呂屋がやってる。
この印籠の威力は凄いな。。。。こんなのが増えると仕事も増え誠に厄介だ。

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4/18(土)〜
サザンのライブで仙台へ
空いた前後の時間でちょろと温泉めぐり

○ 茂庭温泉 茂庭荘 温泉+昼飯ランチバイキング付き1500円 (宮城県仙台市太白区茂庭字人来田西)
釜渕の湯 Ca-硫酸塩泉 総計2015.8mg/kg  H26年
  旧伊達邸鍾景閣
(1)露天湯口 42.5℃ pH7.79 EC0.62
(2)内湯湯口 43.2℃ pH7.73 EC1.34
無色透明無味無臭 微ツル感  特に拘りもなく夜行移動のリセットと昼飯バイキングに惹かれ利用

  ライブツアー は"おいしい葡萄の旅"

 H23年に桑田が献木した3本の桜の木もしっかり成長し開花していた。

○ 仙台 青葉区温泉 天然温泉青葉の湯 ドーミーイン仙台ANNEX 宿泊 楽トラ 10,000円/人 (宮城県仙台市青葉区中央)
生出の湯 Ca,Na-塩化物泉 総計22,630mg/kg  H17年
 41.3℃ pH8.15 EC20.00以上
僅かに褐色透明強苦塩味無臭
消毒はしていると思われるが濃厚成分でかき消されているのか、消毒臭の不快感はなかった。
普通ならば×5×10希釈はしたくなるところなのにビジネスホテルとしてはまともな利用状況に感動した。
飲泉したら舌に苦味がしっかり残る。感覚が消えるまでにかなりの時間が掛かるパンチ力のある湯だ。
夜鳴きそば、コーヒーのサービスも◎、室内の髭剃りは3枚歯を使用しており、さり気ない心配りも◎ 温泉付きビジホでは一つ抜け出していると思う。
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4/19(日)
栃木に入り、まずは正統派の湯場から
○ 芦野温泉 1500円 (栃木県那須郡那須町芦野)
第一源泉 H19 泉温28.1℃ 0.252g/kg  OH(-) 1.1mg ツル
第二源泉 H21 泉温45.8℃ 0.797g/kg  OH(-) 0.3mg メラ
 
・内湯ツル 46.2℃ pH11.12 EC0.23
無色透明無味無臭 ヌルツル感中
・内湯メラ 44.7℃ pH10.82 EC1.07
無色透明ほぼ無味微温泉臭 微ヌルツル感
怪しい理屈はよく判らんが、湯治場の雰囲気もあり浸かっていて普通に良い湯だ。 入浴料が800円だったらもっと良い湯なんだが・・・高い!
<参考>
・露天 45.7℃ pH10.68 EC1.06 メラ?
・足湯 39.6℃ pH10.65 EC1.04 メラ?
・観音様 11.4℃ pH11.43 EC0.27 ツル?
入り口手前にある観音様モニュのヌル感も素晴らしく良い。汲んで帰りたいところだ。
 

芦野とは真反対の・・・妖しい
○ ピラミッド温泉 650円 (栃木県那須塩原市接骨木)
アル単 総計0.368g/kg メタケイ213.8mg H18年
 
(1)露天 40.1℃ pH9.10 EC0.17
(2)内湯 47.0℃ pH8.48 EC0.16
無色透明無味無臭(若干重曹系の甘味感覚あり) ツルヌル感少
タイミングが合わなくてなかなか浸かれなかったが、今回初めてここに訪問。
電気風呂に浸からなくても
雰囲気で電気ショックを食らう妖艶さ。お風呂界の秘宝館。痺れたぜ。

ふらっと大田原市内観光
 
城山公園(大田原城跡)から市内を望む

ラストはしっかり〆て
○ 那須野ヶ原温泉 ホテルアオキ 600円 (栃木県大田原市中田原)
アル単 総計0.822g/kg  OH(-)0.3mg  H22年
 
(1)飲泉口 42.6℃ pH9.81 EC1.40
(2)内湯 46.8℃ pH10.20 EC1.44
無色透明無味微鉱物臭 ヌルツル感中
余計なイオンがなくシンプルな成分で構成されている湯が奇跡の浴感を呼ぶ。
熱海の宿で塩素風呂に浸かる外国人観光客がいたが、出来るならこんな湯に浸かり帰国して欲しいものだ。

あなたはアオキ派orアライ派 ?!

マズい湯、おいしい湯。 十湯十色。

では、浴びましょう。

2015.05.03 アップデート
2015.05.04 一部修正、追記
 


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