群馬県北部の気になる所の確認調査 2015.08.29〜30

8/29(土)〜8/30(日)
本格的シーズを迎える前に肩慣らし
じろさんと群馬県北部の気になる所をちょろと確認調査をしてきた。

8/29(土) 雨時々曇り 四万温泉周辺の確認調査

○ 四万温泉 ゆずりは足湯 
湯の泉・山鳥の湯の混合泉 H26年モノ分析表の掲示あり
Ca・Na-硫酸塩泉 総計1.05g/kg
 45.2℃ pH 9.63 EC1.34
無色透明無味無臭 ツル感あり
車中泊前に立ち寄り足湯を利用。 ヤル気になれば余裕で浸かれる。

○ 湯の泉 源泉
  30.6℃ pH9.76 EC0.90 測定のみ
無色透明無味無臭
石組の露天は崩壊状態だが源泉のO/Fはまだあった。
懐かしい風景だな。

ここから少し上流部を攻める。が、、、、
 
ヒルが多く生息し調査に集中できない
ネガコンを取る間もないくらい隙がない。
立ち止まるとヤツらは這い上がって来る。もぅーイャだ
雨とヒルとで集中力切れ切れ
やーめた。次回再調査。 I shall return.


モンベル ネオプレン プレーンソックスのお陰で
足はかじられずヒル攻撃の防御効果を初めて実感できた。
なるほど、きついゴム巻きはこの為にあったのねん。 

○ 四万温泉 町営こしきの湯 400円 (吾妻郡中之条町大字四万)
湯の泉 総計 0.971.05g/kg  H7年もの
 42.9℃ pH9.64 EC1.28
無色透明無味無臭 微ツル感あり
初めて浸かったが予想より良い湯の使い方。
蛭落としの湯となった。
手首2ヶ所被弾。 早い時間に清めの湯に浸かると調査モードのスイッチがOFFになっちまうぜ。

四万川ダム見学
 
ダムカードはこしきの湯にあったみたい・・・

○ No.42
 27.3℃ pH9.71 EC1.50
ほぼ無色透明無味無臭
じろさんに案内して頂く。一つ納得、解決。

○ 四万温泉 塩之湯飲泉所
明治の湯利用 分析表の掲示なし
  50.4℃ pH8.90 EC2.98
無色透明微塩味透明
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○ 尻焼温泉 対岸の露天風呂
 52.8℃ pH9.17 EC1.97 測定のみ
無色透明僅かに塩味微温泉臭
現在は石垣は少し崩れ未利用状態だった。

○ 尻焼温泉 正規川横の風呂
  50.4℃ pH9.04 EC1.78 測定のみ
無色透明僅かに塩味微温泉臭
 

 


少し時間が余ったのでじろさんが
自分に数泉をさせてくれた。

○ 応徳温泉 道の駅 六合 足湯 (吾妻郡中之条町大字小雨)
応徳の湯・昭和の湯の混合泉 H25年モノ分析表の掲示あり
含S-Na・Ca-硫酸塩・塩化物泉
 39.7℃ pH9.15 EC1.39
無色細かな白色湯の華舞い無味微硫黄臭。 この状態で浴室も利用していたら良い湯だな。
次回はここに浸かろうかな。

○ 六合赤岩温泉 長英の隠れ湯 400円 (吾妻郡六合村大字赤岩)
アル単 総計0.67g/kg  H5年モノの旧プレートに更新日だけH15年ってテプララベル貼って処理している。町長さんちゃんとせい !! セコイぞ。
  41.0℃ pH9.64 EC0.94 
無色透明無味無臭 泡付きのツル感あり。 浴室に入ると塩素臭が支配するが
浸かると泡付もあり良い状態の湯だった。 
1.5mgの遊離CO2が注ぎ口まで活きているのか??

草津 天狗山第6 駐車場で車中泊
一晩中雨
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8/30(日) 朝から強い雨
泣き言なんて言ってられない。ナウキャスで様子を見ながら
行くべぇ

0840活動開始
シズカ神の御告げで再調査

草津シズカ山第3ラウンド
前回途中で見切りを付けた沢を再度詰める事に



左俣続き
○ Caの析出痕?の沢
 9.0℃ pH9.66 EC 0.01
無色透明無味無臭 pHの差、見た目で適合
↓↑
ネガコン
12.1℃ pH8.70 EC0.01

  この沢の終了点

- パイプ水 湧水群
 (1) 10.0℃ pH7.61 EC0.06

  (2) 9.8℃ pH7.79 EC0.04

 (3) 10.1℃ pH7.79 EC0.03
どれも無色透明無味無臭。 これのカウントは怪しい。ノーカウント扱い
ここでは普通の水が貴重なんだな。必死に水源確保感が伝わってきた。

何かしっくりこない
時間もあったからメイン水路をじっくり見たら
取りこぼし物件が !!

ここでスタン・ハンセンの入場テーマ曲『サンライズ』が流れる。
ささっとメイン水路に戻り
ブランチ水路から着水
 
た・ま・り・がぁ〜

○ 擁壁下の染み出し
  16.2℃ pH3.80 EC1.03
無色透明微酸味微鉄臭

○ 擁壁低位パイプ(1)
 15.8℃ pH3.79 EC1.52
無色透明微酸味微鉄臭

○ 擁壁中位パイプ(2)
 17.5℃ pH4.26 EC0.60
無色透明微酸味微鉄臭

○ 擁壁からジワー染み出し
 17.4℃ pH4.23 EC0.53
無色透明微酸味微鉄臭

○ 橋下の染み出し
 15.4℃ pH4.56 EC0.57
無色透明微酸味微鉄臭

○ No.7パイプ2本出し 
  13.9℃ pH3.25 EC5.98
僅かに着色透明強酸味無臭。 強力鉱山廃水の一部でしょう。

○ ブランチ水路 露天風呂
 14.5℃ pH4.89 EC0.61
無色透明微酸味微鉄臭。 
次回はこの奥だ。

○ 擁壁からの染み出し
  14.9℃ pH3.58 EC2.88
無色透明酸味微鉄臭

○ 擁壁下からの染み出し
 14.7℃ pH3.59 EC3.16
無色透明酸味微鉄臭

○ 鉄板橋下湧出群
 14.9℃ pH3.62 EC2.61
無色透明酸味微鉄臭
付近にあと2〜3ヶ所あり

 
崩落箇所も眼中なし

水路に突入したら俄然元気になるバカなおっさん二人

○ 擁壁割れ目
  15.4℃ pH3.69 EC1.78
無色透明酸味無臭
↓↑
ネガコン沢水
15.1℃ pH3.40 EC3.76
上流からの強力酸性水が影響してネガコンの方がpHもECも高く、沢水も温い。
(ネガコンになっていない状況)

○ 擁壁パイプ
 (1) 15.4℃ pH3.51 EC2.47
無色透明強酸味無臭

 (2) 15.1℃ pH3.52 EC2.16
無色透明強酸味無臭

- モンスター級のドバドバは健在
 N/A

○ 擁壁下からの染み出し
 16.4℃ pH3.92 EC1.19
無色透明酸味無臭
1,2ラウンドでも拾ってないかった。

1300活動終了
雨にも負けない精神力を強化した。終始降りやがって、もぅ〜
メイン水路はこれで卒業かな。
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本日の〆の湯
○ 鳩ノ湯温泉 三鳩樓(さんきゅうろう)800円 (群馬県吾妻郡東吾妻町本宿)
Na・Ca-塩化物・硫酸塩泉  総計2.99g/kg  H24年モノ
  38.1℃ pH6.37 EC4.58
無色透明塩味無臭 → 浴槽で薄うぐいす色濁りに変色 ヌルツル感あり
保温用の重い14枚の板をめくる作業が大変。

こんな作業させるなら入浴代負けろ ! Byじろさん。 確かにそうだ。 By 見てただけの人。
じっくり浸かったらぽかぽか温まり、上里SAでTシャツになり自宅まで火照っていた。保温効果の長い温まりの湯だ。

現在群馬県北部の1年は掛かるであろう、根気のいるパズルを解いでいる途中。
今回の出動で少しピースを埋めた感じだが、まだまだだね。
 

では、浴びましょう。

2015.09.20 アップデート


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