シーズン7 千葉の沢の鉱泉調査(2) 小櫃川上流域編 +αハイブリッド調査

2016.01.30(土)〜31(日)
藤澤さん、じろさんと
千葉県小櫃川上流域&その支流濁川の鉱泉調査をしてきた。

金曜日夜行移動
亀山湖静かな駐車場で車中泊  雨
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2016.01.30(土) 小雨のち曇り 気温3℃
小櫃川本流 (千葉県君津市)
【FブロックSS】
0830 活動開始
  増水している。
目測を誤り開始5分でいきなり左足水没。

前回(1/17)の取りこぼし物件確保に向かう
(前日(1/29)補習を行った藤澤さんが新規で確保したブツ)

001 壁お化け3体ちょろちょろ 薄い硫黄
 13.0℃ pH9.27 EC0.99
ほぼ無色透明無味微硫黄臭
活きの良い流れを拾いカウント。

"これを見逃すなんて、全く信じられません"のお言葉、キタァ〜
そのお言葉、色々な方々からお待ちしております。鞭の様にビシバシ下さい。

002 割れ目染み出し 薄い硫黄
  9.4℃ pH9.21 EC0.90
僅かに黄色透明無味微硫黄臭
じろさん持参の太いストローで回収の奥義を初披露。時間短縮効果大。これは使える ! 
一滴に賭ける執念ですよ。 ここまでやるか ?  ハイ、やります !  

  増水も眼中なし


夜からの雨で沢水が増えすぎてこれ以上は前進不能と判断。
とっとと終了。
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代わって
小櫃川支流 濁川編
【Eブロック支流SS】

 千葉スタイル
ざっと、ミレーニット帽、アウターノースの古いマウンテンパーカー、パンツ モンベルゼロポイント(冬山用)
マイティーピン付長靴

003 鉄もっこり 鉄
  10.5℃ pH9.21 EC0.30
無色透明微鉄味無臭

004 泥の層から湧水 茶水
 3.4℃ pH8.82 EC0.01
淡黄色僅かに濁り無味無臭 ツルキュル感
ECが振れない謎の茶水。色有るし、とりあえず確保&カウント
 

 滑りやすいがナメで障害物が少ない。


005 岩肌染み出し 薄い鉄
 8.4℃ pH8.18 EC0.16
無色透明微鉄味無臭
↓↑
ネガコン脇の流れ
(4.9℃ pH8.31 EC0.09)

006 岩肌染み出し 薄い鉄
  12.0℃ pH7.97 EC0.33
無色透明微鉄味無臭          隙もなく、ツーステップ目には汲んでいる。

- 支流の支流エンドで測定
ネガコン
(3.7℃ pH8.75 EC0.01)
鉱泉と思われる湧出なし

 綺麗なナメが続く、楽しい沢 だ。


 立派な滝だが多分無名滝

- 支流滝下で測定
ネガコン
(4.7℃ pH8.58 EC0.03)
滝の上部は自然に出来たと思われる池がある。
 対岸に気になる変色域・・・
相当気合いを入れないと到達不可能。パス。

滝下のフラットのところで滑って右足も水没。

007 滝下の横 染み出し 鉄
  7.8℃ pH8.33 EC0.17
無色透明微鉄味微鉄臭

008 滝下横 はぐれ染み出し 鉄
  9.9℃ pH7.89 EC0.20
無色透明微鉄味微鉄臭

 ここで終了。

戻り道
009 岩の割れ目染み出し 薄い硫黄
通称:この沢一つだけの華
  9.7℃ pH8.15 EC0.41
淡黄色透明無味微硫黄臭
男だけしかいなかった会社に事務のねぇーちゃんが入って来た感じ。
綺麗だろが、不器量でもモテモテ。 みなん必至に吸った。

 彼方へ・・・

  本流へ続く廻しをくぐり

 Yeah ! Yeah ! Yeah !  ♪
1330 濁川の調査終了。(卒業)
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〇 奥養老温泉 会員制倶楽部水の音倶楽部 入口モニュ (夷隅郡大多喜町小田代)
Na-炭酸水素塩泉  総計1.54g/kg   腐植質17.6mg  H3年 (←悠遊湯乃宿新川時代のもの)
 11.4℃ pH8.06 EC1.78
淡黄褐色透明無味無臭 ツル感
やったラッキー! 出てた !
課題であった垂れ流し、やっと確保。分析表はとりあえずネットで確保。ペアで揃った。

〇 小田代鉱泉 民家前ホース垂れ流し  薄い茶水
 13.6℃ pH8.37 EC0.75
僅かに色付程度透明無味微鉄臭 ツル感
勢いで確保したが重曹分はある。

〇 三川鉱泉 武駒荘 泊5724円朝食付 (旭市三川)
分析表の掲示なし 自称ラジウム鉱泉 飯岡ブランド
  39.5℃ pH8.23 EC3.23
黒緑色透明無味微鉄土臭 10cm程度 僅かにツル感。  派手な浴感は無かった。想定外。
綱島温泉の様な使い方のラジウム鉱泉でしょう。   井戸の深さ200m   

  朝は湯抜かれていた。朝飯

 
おっさん3人、ガラケー使用率 100%  そんな絆で結ばれている。 
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1/31(日)
沢は増水中で本日の調査はサスペンデッド。。。。
ちょろと狸掘り、市街地戦を展開した。

〜蛇口鉱泉シリーズ〜

〇 蛇口鉱泉 黒湯
 9.6℃ pH9.08 EC1.91
黒褐色透明無味無臭
ノリの良いおばちゃん、ありがとう。

〇 蛇口鉱泉 黒湯
 8.6℃ pH9.03 EC1.54
黒褐色透明無味無臭+発泡付
脈動するポンプからサンプリング。

〇 蛇口鉱泉 茶水
  11.4℃ pH8.69 EC0.61
薄い黄色透明無味無臭+発泡付
優しいばあちゃん、おおきに。

〇 蛇口鉱泉 茶水
 15.2℃ pH8.89 EC0.67
極僅かに黄色透明無味無臭

〇 蛇口鉱泉 茶水
 17.5℃ pH8.53 EC0.59
極僅かに黄色透明無味無臭
おばちゃんに汲んで頂く。ごっつあんです。

協力的な方々、持ち主さまに感謝致します。
しかし、このエリアはまだ盗掘がされていない、未発掘のシャフトが眠っている。
久しぶりに神経が高ぶり、ずっとTHE SQUAREの 『TRUTH』が流れていた。 まさに調査の醍醐味だ。
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通称:クラゲも元気に放出中
 湯も素晴らしいがここは絵になりますょ。湯達さん。
千葉、最強のボスキャラ。 間違いない。
 

 一部地上部隊を投入して確認。


〇 海岸温泉 通称:キノコ ターゲットマーカーNo.なし
 17.1℃ pH7.61 EC20.00以上(掛け戻し値N/A)
淡黄色透明強塩味ほぼ無臭  
有効成分は既に抜かれ湯口では素直な強食塩泉になっていた。
手べたべた、飲泉するとしばらく塩味が舌から離れなかった。

アースの読衛からコンタクト
  キノコの懐にポンプを刺し、サンプリング。
おバカなオッサン達をお許し下さい。 でも角度を変えると浜辺に生るトリュフ(truffe)みたいなもんなのさ。
よっしゃ〜これでコンプリート。嬉しい〜  安上がりな大人達でしょ。

海岸でほぼ無臭と感じたが、自宅の風呂にぶち込んだら、たった1本で強烈なよう素臭を放った。
腑抜けと思ったら、想定外のボディーブロー。恐るべしぶん投げ水。


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〇 蛇口鉱泉 茶水崩れ濁り水
 16.2℃ pH8.32 EC0.48
微黄色濁り微鉄味微鉄臭
じろさんのアースからの読衛で現地に行ったら空振りだったが
刺し違えて別物を確保。ナイスじろさん結果オーライ。


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アクアを渡り〆の湯
〇 塚越温泉 縄文天然温泉 志楽の湯 1030円 (川崎市幸区塚越) 再訪
Na-塩化物強塩泉 総計27.91g/kg  Br(-) 79.4mg  I(-) 20.9mg  H20年
 45.4℃ pH8.05 EC18.15
薄褐色透明塩味鉱物臭+塩素臭(7:3) 弱ヌルツル感
総計の割には少し薄く感じる塩分。
かなり混雑、結構人気あるんだな。意外だった。

山中に眠っている"戦艦武蔵"はきっとある。
アクティブソナー全開で、次回は河口に向けて進軍だ。

では、浴びましょう。

                                   2016.02.06 アップデート
                                   2016.06.08 一部追記


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