Season8 千葉の沢の鉱泉調査+α   2017.01.28〜29

藤澤さん、じろさんと千葉の沢の鉱泉調査+α  シーズン8(2)を実施してきた。

1/28(土) 晴れ
亀山湖のアジトに集合
0730 活動開始
昨年追えなかった小櫃川ロングの支流を叩く。

0830 小櫃川 入渓


リエゾン区間
本流 取りこぼし分
〇No.1 岩肌染み出し 微量 硫黄
  8.3℃ pH7.93 EC0.43
無色透明無味微硫黄臭
しょぼ弱。
↓↑
ネガコン
(3.8℃ pH8.28 EC0.49)



0857 支流に入りSS


〇No.2 施設源泉近く 割れ目岬 硫黄
  13.5℃ pH7.14 EC0.31
無色透明無味微硫黄臭
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【参考データ 以前確保済】
・左岸施設横おこぼれ 崩れ白龍(1) 硫黄
  14.7℃ pH7.05 EC0.47
無色透明無味弱硫黄臭
これは良い。

・左岸施設横おこぼれ いじけ白龍(2) 硫黄
 14.2℃ pH7.26 EC0.43
無色透明無味弱硫黄臭
オーラ弱い

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〇No.3 謎の汲み上げ施設下の湧出 硫黄
  12.9℃ pH7.49 EC0.44
無色透明無味微硫黄臭
ポンプ小屋の下"ここから家に引き湯しているですょ〜"と冗談で言っていたら本当にあった硫黄汁。
流れはそこそこあるがちょいと弱い。
贅沢はいかん。喜んで汲み。
↓↑
ネガコン
(5.9℃ pH8.08 EC0.13)

1030-1050 枝沢 第一シャフト確認 なし
1050-1125 枝沢 第二シャフト確認 なし
1155-1200 枝沢 第三シャフトちら見確認 なし
1210-1237  枝沢 第四シャフト確認 なし

 下の廊下

 上の廊下

1310 調査の最深部エンドポイント、記撮して終了。


帰り道

※先発隊がすっぽかしたブツがあり(一部じろさんと確保順が違います)

〇No.4 岩肌染み出ししょぼ鉄汁 鉄
  12.5℃ pH7.39 EC0.41
無色透明微鉄味微鉄臭

〇No.5 岩肌染み出ししょぼ鉄汁 鉄
  12.1℃ pH7.53 EC0.49
無色透明無味微鉄臭

〇No.6 岩肌染み出しゲリラ汁 微重曹系
 12.9℃ pH7.57 EC0.57
ほぼ無色透明弱い硬水味無臭
千葉では難しい透明汁。迷ったが確保。ビジュアル弱しが残念。
ネガコンとEC差でOKとした。
↓↑
ネガコン
(5.4℃ pH7.93 EC0.38)

取りこぼし分
〇No.7 岩肌割れ目鉄汁 鉄
  13.7℃ pH7.69 EC0.54
無色透明微鉄味微鉄臭
↓↑
ネガコン
(7.5℃ pH7.98 EC0.37)
どこも湯力が弱く、しっかりネガコンを立てネガコンとの差で見極めて行く。


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本流に戻り
〇No.8 橋下 川底割れ目染み出し 硫黄
  12.5℃ pH7.92 EC0.38
無色透明無味微硫黄臭
ダブりかと思って汲みをパスるか悩んだが確保して良かった。確認したら昨年の取りこぼし分だった。
水量の多い時は水没する物件である。
傍から見たらどうでもいい事だがこんなのを確保すると非常に幸せ気分になるのだ。
悩んだら汲みだ !!

とにかく課題の沢が1つ片付いた。

1620 駐車位置に戻り調査全て終了。


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 名物温泉雲
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移動して
今夜の宿へ (ここで家族で宿泊している石渡さんと合流)
〇 波左間鉱泉 サンゴの湯 やどかり 宿泊6800円/人(30周年価格) (館山市波左間)
外の五右衛門風呂
  20.0℃ pH8.17 EC0.61
無色透明ほぼ無味無臭 弱ツル感
敷地内の井戸(18m)からの汲み上げ水
  井戸確認OK、めでたくカウント だ。


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1/29(日) 晴れ
 朝食
地産地消の献立、シンプルだが一品一品が美味い。

サンゴの湯 やどかり 内湯
〇 館山塩見温泉 ごがねの湯
Na-塩化物冷鉱泉 総計2.246g/kg H27年
  31.9℃ pH8.59 EC0.67
無色透明無味無臭 弱ツル感          よく見なくていいけど、とんでもなく濃い像だ。
週に1回ほど配達される館山塩見温泉からのローリー湯
うーん塩が弱い、もとを×3〜5希釈して運用している感じ。
これだけだったら寂しい気分だけど未分析の波左間鉱泉を確保したから結果オーライだ。

いずれは分析試験をして温泉宿を名乗りたいと言っていました。 是非、前進させてほしいプランだ。

 浴舎の前で記撮。
宿泊系の課題が一つ済となる。一歩一歩コツコツと潰して行くのみ。

朝から館山市は街ぐるみの大規模マラソン大会を開催中。
昨日の軍議で館山市の調査はパスってことで・・・
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本日の目玉へささっと移動

〇富士見鉱泉 木更津 冨士屋季眺 昼食+入浴プラン5400円 (木更津市富士見)
季の湯 メタけい酸で適 ( 59.2mg ) 総計 0.46g/kg  H28年
・露天湯口 加熱水
49.0℃ pH8.60 EC0.85
無色透明無味無臭+弱クロル臭
・露天湯口 源泉投入水
20.7℃ pH8.70 EC0.65
無色透明無味無臭+(弱クロル臭)
分析表があればメタケイは許容範囲が大きく緩くなる。

内湯の蛇口
・15.2℃ pH8.77 EC0.38 市水?
源泉口かと思ったがEC値からすると怪しい。内湯自体のデータはN/A
拘りで確認しているだけで特段注視する必要はないと思われる。

 
石渡さんのジャブジャブ放出作業で源泉を出す事ができた。ナイスなアシスト。非加熱の投入水を正式データとする。

浴後はスイッチOFF、のんびり脱力モード。
 
めったに食わない料理は値段相応なのかな。コスパはめちゃ高な一湯。
でも、のみ不可とか・・ややこしくなる前にとっとと落とす。今の時期は貴重な一湯でもあります。
沢オヤジ達が家族旅行に乱入し、誠にお騒がせ致しました。

終了、解散〜
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渋滞前にトンネルを潜って
帰り寄り道して掘削申請地の確認。
・銭湯の朝日湯 (神奈川県川崎市川崎区鋼管通3-1-2)

ただ今大深度で掘削中。
とりあえずは横の建屋に引き湯して利用か?
キャッチコピーが " 遠くの温泉より、近くの温泉 " に代わる日も近い。
将来天然温泉化の物件、要注意です。

では、浴びて下さい。

                                2017.03.07 アップデート


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