● シーズン9 千葉の沢攻め(2) 2018.01.27〜28
毎度毎度の
じろさん、藤澤さんと2回目の千葉の沢攻めを実施してきた。
1/26(金) 夜行移動
いつものアジトで車中泊(亀山湖畔公園 押込地区)
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1/27(土) 晴れ
適当に起きて着替えて準備OK
0805 現場へ移動
0830 広場に2台を置き
レガシィで降下地点まで接近
<鴨有西側地区 名無しの沢>
0850 道路脇に車を止め活動開始
0900 入渓谷
まずは地図に水線のない沢の調査から
1. 岩盤割れ目染み出し 微量湧出 硫黄
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4.0℃ pH8.57 EC0.87
無色透明極僅かに玉子味微硫黄臭
パッとしないな。
↓↑
ネガコン
(4.6℃ pH8.68 EC0.24)
2. 横壁お化け崩れ 染み出し 超微量湧出 硫黄
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4.5℃ pH8.82 EC1.21
無色透明微玉子味微硫黄臭
汲み滞在時間約55分、しつこいヤツ。 溝切りかき集めの技術を取得。
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3. 水位下げ掘り下げ水抜き工事 染み出し 硫黄
・工事前 3.1℃ pH8.75 EC1.29
なんだかんだで大工事をして納得がいく形で地味な硫黄汁を確保。
↓
・工事後 5.2℃ pH8.81 EC3.34 採取
無色透明弱玉子味微硫化水素臭
良い素性の硫黄汁が出てきた。
ミニな尻浴用の湯船が出来だが流れ込みのコンタミ分があり、浴行為はパス。
個々に暗黙で行う工事作業はF1のピット作業みたいで楽しいですな。
↓↑
ネガコン
(2.9℃ pH8.72 EC0.19)
作品の前で記撮
4. 石ころ周辺染み出し 微量湧出 硫黄
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3.1℃ pH9.09 EC0.84
無色透明極僅かに玉子味微硫黄臭
なんかしょぼい
5. 岩肌染み出し 微量湧出 硫黄
3.1℃ pH8.97 EC0.55
無色透明極無味微硫黄臭
6. 岩肌染み出し+周辺からショぼ汁かき集め 微量湧出 硫黄
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3.1℃ pH9.42 EC1.92
無色透明微玉子味微硫化水素臭
じろさんと自分はお助け新硫黄鉱脈で多少時間短縮できたが
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4〜6確保までの汲み滞在時間75分 、まさに汁との持久戦。
極寒の中、もはや修行。
現地アビ。プロの姿です。
水線の無い沢でここまで時間が掛かってしまった。
この廊下で前進不可となり先はパス。
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1330 一旦作業道にアウトしてレガシィ置き場へ戻り
先ほどアウトした地点に移動し、ディフェンスラインを下げ
1350 続き調査を開始
ダムから上部をささっと確認して将来の展開を確認。
時間的にダムから下流のショートを選択。
7. 岩盤染み出し 硫黄
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5.5℃ pH8.50 EC7.60
無色透明弱塩玉子味微硫化水素臭 まぁインパクトではこれがボスキャラかな。
上の廊下に阻まれ戻り
8. 岩肌割れ目染み出し 硫黄
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2.9℃ pH8.69 EC1.03
無色透明無味微硫黄臭
ラストに待ち構えていたトラッパー
団蜜しながら汲み滞在時間は約30分
団蜜できなかったらもう少し掛かっていた厄介なヤツだった。
この岩肌を登ってレガシィに戻り
1530 広場に戻り終了。
トラックログ
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移動
1810 チェックイン
〇 宿泊 8,500円/人 朝食付き
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井戸
メタケイ酸 62.4mg 総計 0.815g/kg H7年
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湯口 47.7℃ pH8.44 EC0.43
無色透明無味無臭 弱ツル感
まぼろしの湯に浸かる。
確認で部屋の洗面所の液体を測定
10.2℃ pH8.82 EC0.40
同じタンクからかな。 (実際は温泉井戸と普通の井戸の混合だったみたいですね)
課題としてから10年以上、宿泊計画から1年掛けてやっと実現。長かったなぁ〜
乗りの良いナイスなオーナーの宿。
翌日、ホットな宿泊の特典が〜キタァ〜
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1/28(日) 晴れ後曇り一瞬小雪
朝食
チェックアウトの手続きをしながら色付井戸水の話しになり
のりのりで井戸のオーナ紹介が行われ、友達の輪ならぬ井戸友の輪が出来、個々のお宅訪問へ
9 鉱泉郷(1) 第一源泉 蛇口
11.1℃ pH8.39 EC0.77
微黄色透明無味無臭
本当だ我々が大好きな色付地下水キタァ。
第二源泉 蛇口
8.8℃ pH8.47 EC0.98
無色透明微硬水味無臭
MTながらECが高い。ノーエビだかOK
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10 鉱泉郷(2)
10.0℃ pH8.88 EC1.69
微黄色透明無味無臭 全く問題なしOK
11 鉱泉郷(3)
8.4℃ pH7.74 EC0.97
右ペット 弱黄褐色無味無臭 並べ色比較
今回確認できた鉱泉郷中では一番濃い着色 藤澤さんのミニローリで頂く。
12 旧ウシ小屋 浅井戸
8.4℃ pH8.06 EC0.47
無色透明無味無臭
×深い井戸は休止状態色が気になる所、残念。
13 通称 : ジョンの浅井戸
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11.3℃ pH8.12 EC0.60
無色透明無味無臭
×深い井戸はここも休止状態。
絵に描いたようなジョンのスローライフ。いいな。
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駐車場に戻り
引き続きご案内、ご厚意で
14 鉱泉(2) 宿の上のお宅
10.2℃ pH8.20 EC0.54
無色透明無味無臭
15 分譲地分湯用共有源泉 ポンプ小屋
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蛇口(1)、(2)
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9.4℃ pH8.05 EC0.57
無色透明無味無臭
ここは実際、温泉(鉱泉)の分析をしている。エビデンスの像を確認している。
切り口は掴んでいるので機会があれば分析表の像を収めたい。
※自分はこの像を確保して12〜15をカウントします。
しかし、この鉱泉郷は迫力があったなぁ〜
茶水とは違うときめきを感じた。時間を作り入浴会祭りをやりますよ。
ご協力、誠に有難うございました。
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沢を攻める予定だったが時間が中途半端になり
将来の戦いに備えてデスクワークに時間を割き
君津市の図書館と木更津市郷土博物館「金のすず」で資料集めを行った。
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閉館後、解散。
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膨大な井戸データはまだノーアクションですが
落ち着いたらぼちぼち草柳解析を致します。
では、浴びましょう。
2018.03.10 アップデート
2018.04.01 一部追記