● シーズン9 千葉の沢攻め(3) 2018.02.17〜18

じろさん、藤澤さんと3回目の千葉の沢攻めを実施してきた。

2/16(金) 夜行移動
いつものアジトで車中泊(亀山湖畔公園 押込地区)
--------------------
2/17(土) 曇り時々晴れ

車を各位置に配置して


0835 Fast stageスタート
東山林道西面名無し沢編 ループプランA (君津市房総スカイライン周辺)
源頭部から下流へ



・001 砂防ダム口 鉄汁
    5.3℃ pH9.47 EC0.08
無色透明微鉄味微鉄臭    わりとしっかり鉄

1本目の沢の商いは1ペット


1030 大鹿倉地区ダム尻着
--------------------------
隣の沢へスイッチ

1032 ダム尻から源頭部へ
・002 砂利面染み出し 鉄汁
    4.9℃ pH8.26 EC0.22
無色透明微鉄味微鉄臭
土砂下系の怪しい出汁、まあいいや。汲み。
↓↑
ネガコン
(5.8℃ pH8.53 EC0.24)

・003 砂利下から染み出し 鉄汁
    7.5℃ pH8.04 EC0.20
無色透明微鉄味微鉄臭
くされ一歩手前系、綺麗ごとは言っていられない、汲み。


・004 ミニ鉄岬割れ目 やや微量湧出 鉄汁
    10.3℃ pH7.69 EC0.60
無色透明微鉄味無臭

・005 砂防ダム口 鉄汁
   6.2℃ pH8.32 EC0.16
無色透明微鉄味微鉄臭
この手パターン本当に良く出会います。
きっと湧出メカニズムがあるんでしょう。解明できたら論文書けますね。それまではパクパク。

 現地アビ。

・006 葉っぱ埋もれグチョぐちょ系 鉄汁
  12.1℃ pH7.96 EC0.42
無色透明微鉄味微鉄臭
見た目は悪いが面を綺麗にすると割としっかり存在感ある鉄。

1335 藤澤さん号置き場着
第一ループ成功。
第一ループでの商いは6ペット。
------------------
少し移動、房スカ側道に二台置いて
余り時間を巧く使いミニアクション

1340 調査再開
・007 房スカ高架下ミニダム手前 鉄汁
  12.4℃ pH7.89 EC0.70
無色透明微鉄味微鉄臭

支沢
・008 古(いにしえ)の小溜まり 色付水
  9.5℃ pH9.06 EC1.26
微黄色透明(サンプリング時は濁り)無味無臭
人工的に削られて出来たミニ溜まりを注意深く観察すると
湧出口からは色付水が出ているではないですか! 文句なし頂き。
↓↑
ネガコン
(5.5℃ pH8.81 EC0.26)
全くOKです。

 根拠不足パス

1505 川廻しで折り返し
  濃溝に続け〜次の廻しを推奨。
房スカ高架をくぐり逆面攻め

  上部池からの排水?
根拠不足パス。


・009 壁面ミニ割れ目ジワリ 鉄汁
  10.6℃ pH8.61 EC0.53
ほぼ無色透明無味無臭  しょぼ汁

・010 通称 : ブラックウォール 色付水
  13.5℃ pH8.85 EC0.75
僅かに黄色透明微甘玉子味極僅かに硫黄臭
なんと色付水じゃないですか !
危ない、"これを汲まなかったのですか?"と言われる所でした。
ナイス、藤澤さんの気になる一言。

1605 側道車置き場着 本日の調査終了。
-----------------------------------
清めの湯
〇 亀山温泉 亀山温泉ホテル JAF割900円 再訪 (千葉県君津市豊田旧菅間田)
亀山温泉 Na-塩化物・炭酸水素塩泉 総計2.70g/kg H17年 そのまま
26.1℃ pH8.80 EC5.35  薄黄褐色透明微塩味弱硫黄臭
リセットにいつも利用させて頂いていますが
小まめな脱衣場のクリーンパトロールを推奨します。使用済綿棒散乱はダメです。

アジトに戻り車中泊(亀山湖畔公園 押込地区)

変な猫に付きまとわられる。
本日の商い計10ペット
------------------
2/18(日) 晴れ時々曇り

車を各位置に配置して
0745 Second stageスタート
  
東山林道東面名無し沢編 第二ループ 茶猫プロジェクト

水なし源頭部から支沢付け根を突く


第一シャフト
・011 岩盤割れ目 鉄汁
 10.9℃ pH8.97 EC0.57
無色透明微鉄味微鉄臭

・012 土砂ダム下 鉄汁
 4.2℃ pH8.89 EC0.24
湧出口の怪しい出現率の高いヤツ。
エビデンス弱いがまあいいか。
↓↑
ネガコン
(3.4℃ pH8.71 EC0.30)

・013 古のミニカルデラ 鉄汁
 10.2℃ pH8.38 EC0.53
無色透明微鉄味微鉄臭
これも古の方達の作品か?
念の為
↓↑
ネガコン
(1.9℃ pH8.63 EC0.27)
OKです。

・014 鉄もっこり  鉄汁
  4.1℃ pH8.39 EC0.43
無色透明微鉄味無臭



・015 ミニ鉄岬割れ目 鉄汁
  11.9℃ pH8.04 EC0.43
無色透明ほぼ無味無臭
オーラ弱い
↓↑
ネガコン
(4.1℃ pH8.24 EC0.30)

本流に出て上流部へ

・016 出会い登り口手前岩盤割れ目 鉄汁
  10.4℃ pH8.44 EC0.19
無色透明微鉄味微鉄臭



途中大きな溜まりに出会い

長靴での前進が不能となり一瞬諦め掛けたが
始めにやった水抜き工事の効果が現れ少し水位が下がったところで

次にボッコンボッコン踏み足場用の石を艦砲射撃の如く数百発投げ込み
30分掛けて深みの溜まりをクリアした。チームワークの成果だ。
  

けど・・・せっかく苦労して渡ったのに
1035 本流のエンドポイントまで
 なし 空振り

1045 第二シャフト エンドポイントまで
 なし 空振り
千葉ではよくあること、"ここまで行かなかったのですか?"と言われる事がない様に
納得する位置までとことん確認する事が大事なのだ。
こんな発言をして頂けるチバニアンの方大募集中です。一緒に沢を歩きましょう。

 ホップステップ

 ジャンプ

1108 合流点まで戻り
ここからは下流部へ
 第三シャフト 軽く突っ込むがオーラ弱し 
途中でパス

1200 ミニダムの尻近くの(150m地点)
 下流部から地図上水線の無い沢を大返し
鉄汁はどうでもよくなるキツイ登り

1237 224mポイント着
 

林道を歩き

1245 レガシィ置き場着

第二ループプランも成功。
第二ループでの商いは6ペット。
----------------------------
1日目と同じ場所に移動
余り時間を巧く使いミニアクション

1255 調査再開
房スカ南側名無し沢(ショート)

・017 壁面染み出し 通称 : 赤富士 鉄汁
 6.8℃ pH8.24 EC0.28
無色透明微鉄味微鉄臭

・018 岩盤3面放水ショー 鉄汁
2ポイント測定
  
(1) 12.6℃ pH8.21 EC0.39
(2) 8.7℃ pH8.28 EC0.39
無色透明微鉄味微鉄臭
誰にも見られる事のなかった鉄汁達のミニミニ放水ショー、 しっかり見てやったぜ。

1338 エンドポイント着


帰り道
行きに微量で汲みを悩んだ鉄汁
× 始めに藤澤さんが汲みアタックをしたが、あまりの超微量湧出で諦めた。

藤澤さんの努力を数字に 測定のみ 9.3℃ pH8.28 EC0.40
ノーカウント

1415 車置き場に戻り調査終了
 本日の商いは計8ペット
これで解散。

アジトを住処にしている猫のテツ番長のご利益で
なんとか鉄汁は確保出来ているが、年々硫黄汁からは遠ざかっている。。。
しかも、沢へのアクセスもお気軽感が薄れ
入渓まで地形を読み効率良く車を配置、接近するパズルを解く感覚も必要になっている。
面白いけど、、、、うーん、頼む! 目の覚める様な硫黄汁よ、カモーン。現れてくれ。
アジトに戻り着替え

  2日間のトラックログ
--------------------
帰り横移動して
上総堀り井戸マップのデータ検証として富津市にターゲットを絞り精度確認した。
自分は地図に井戸位置をプロットしていないのでぶっけ本番のロットチェックです。

・019 民家更地に残る自噴井
  15.5℃ pH8.53 EC0.38
ほぼ無色透明無味無臭

・020 田んぼ手前存在感のある上総堀り自噴井戸
 16.0℃ pH8.41 EC0.36
無色透明極弱い甘い玉子味ほぼ無臭

・021 民家前にある最近の自噴井戸
  15.3℃ pH8.63 EC0.23
無色透明極弱い硬水味ほぼ無臭

データの精度的には、まだ使えそうかは未知数、何ポイントかの地点をやっての精査が必要ですね。
まぁ、1/50でも当たればラッキーと考えましょう。茶水の井戸のデータが欲しいです。それをやっているのは自分達か・・

しかし汲んじゃた水達の処遇ですが、、、、やゃゃゃゃ難しいところです。悩んでおります。
でも、浴び処理は終わってます。判断は各位におまかせします〜

では、浴びましょう。

                                        2018.03.11 アップデート
                                                                                       2018.04.01  一部追記


Back Home