●シーズン9 千葉の沢攻め(4) 2018.03.03〜04

じろさん、藤澤さんと4回目の千葉の沢攻めを実施してきた。

3/2(金) 夜行移動
いつものアジトで車中泊(亀山湖畔公園 押込地区)
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3/3(土) 晴れ

今回は少し早めに活動開始、車を各位置に配置。
課題の片倉ダム東側 本坪井沢&小坪井沢編
通称 : クワイ河 又はクワイ河鉄橋のある沢

0750 三石山駐車場からFast stageスタート 


始めは登山道を使い目的の沢へアプローチ
道中、眼下にはゴルフ場跡地を再生した
広大なソーラーパネル群が並ぶ発電基地を見渡す。
 完成したらどれ位の発電をするのだろうか?
派手にやりおって〜て感じ。

0835 登山道を外れ目的の沢を目指し降下開始。
 のっけから斜面キツイわ。
降下地点に東芝製のパネルが乱雑の置かれている。
おいおい、ここも手の掛かっている現場の敷地内か
施設造成で斜面の切り崩しが予想以上に進み、沢の一部が消滅している。

本流へ行く前に支沢を確認
サブのシャフト、収穫ブツナシ。
確認でネガコンを測定
左股(6.8℃ pH9.90 EC0.10)
右股(5.9℃ pH9.07 EC0.05)

極力避けたい移動行為だが作業員のいる敷地内を横切り本坪井沢へ

水線のある支沢を降下途中に・・・

初めの汁
・001 造成斜面下部 鉄汁
  14.6℃ pH7.42 EC1.61
無色透明微鉄硬水味 弱便所系硫化水素臭周辺に漂う。
ECも大きく振れるが、なにやら判断つけにくい獲たいの知れない液体がしっかりとした流量で流れている。
上部はパネル基地であって産廃場ではない。
EC値の根拠は不明だが、ありがたく頂く。

0950 本坪井沢に入渓
上流を目指すが、いきなり巨大な土砂ダムに行く手を阻まれる。
 巻きを諦め、後退、予定変更下流を目指す。
うーん、流石にシーズン9まで残った沢だ、アクセスから進軍するにも手強いぜ。

 とんでも斜面を降下。

・002 ポケット 滝汁(1) 鉄+硬水味の汁
  13.1℃ pH8.17 EC1.12
無色透明微鉄硬水味微鉄臭 サラ感。

・003 ポケット 滝汁(2) 鉄+硬水味の汁
 10.6℃ pH8.36 EC1.13
無色透明微鉄硬水味微鉄臭
ECの高い液体・・・滝上部が気になるが取りあえず汲み、カウント扱い。



1140 出会い着

行ける所まで下流部を確認。
 エンドで記撮。

1150 出会いから小坪井沢へスイッチ。

 行く手を妨げる溜まりの処理も慣れたもんで
流れを広げ水抜き→大き目の石をガンガン投げ込む艦砲射撃300発で

 慎重にクリア。

 日向ぼっこじろさん

 気になる札を見つつ
まずは上流部を始末する。

約2間歩いて収穫物なしで

1345 小坪井沢の終了点

※軽く軍議
クワイ河には本と小坪井沢を繋ぐ隧道が存在している。実際札の案内もある。
この隧道は軌道マニアの先人者が貫通を確認している。
気味悪い隧道を抜けると、、、未調査部の本坪井沢の上流を突ける事になる。さて、、、
予想外のじろさんノリノリで
ほぼ即決で隧道(≒300m)の突入を選択。

1350 途中の名無しの左股から隧道へ

  ここに突っ込む。
風呂屋の域を越えている。 ても何となく子供の頃のワクワク感が包む。

1355 隧道in ライトオン・・・GPSロスト
 探検気分でGo !!

1403 隧道out GPS測位
 光だ。



OUTして本坪井沢上流域、見上げた瞬間オーラー弱く、満場一致でパス決定。
 
上流部でネガコン測定 (8.3℃ pH8.99 EC0.07)
仮に"ここの上流へ行かなかったのですか!"全く信じられません攻撃をするのは
軌道マニアだけだし、パスでOKでしょう。

ならば、、、繋いでいない下流の土砂ダムを目指しループ完成させるプランの遂行だ。

 下流へ向けて移動。

 

計画は壮大だが、冷静に目的を勘定すると収穫物なし

  難所土砂ダムを馬の背から巻く
(結果論ではあるが、始めにここの馬の背を使えば降下できたかも)

てっぺんからは前半部と同じルートで本坪井沢に復帰。
 何気にキツイ斜度、まさかの2回目降下たまらん。

1610 出会いから脱出ルートでクワイ河鉄橋を目指す。

敷地内角をそろそろと移動
 クワイ河鉄橋が見えた。

ラストはどうにでも成れと作業道路を中央突破で進撃。
詰所で想定外の侵入者に飛び出てきた係員に職質されるが
事情を説明したら快く鉄橋の通過を許可され無事に念願、強敵のクワイ河鉄橋を渡る。
  念願のクワイ河を鉄橋で渡る。
入口には監視カメラに対人センサー、カリオストロ城並みに警戒装置が大げさだ。

1640 藤澤さん号置き場に着
1645 レガシィ置き場に着 活動終了。

 トラックログ

登山道歩き、巨大なパネル基地を眺め、隧道や鉄橋通過など
汁以外のイベントもあり、なかなか愉快なミッションであったが
商いが乏しい汲み休憩が無い、登り降りの行軍は、とてつもなく疲れました。
しかし長い〜課題のエリアが一つ決着しました。クワイ河はさっぱり卒業します。

<参考webページ>
廃道・廃線・未成道・隧道・林鉄 古き良き「交通」を冒険するオブローダー「ヨッキれん」の記録
廃線レポート 元清澄山の森林鉄道跡の項
http://yamaiga.com/rail/motokiyosumi/main14.html
貴重なナイスなレポに感謝します。

清めの湯
〇 亀山温泉 亀山温泉ホテル JAF割900円 再訪 (千葉県君津市豊田旧菅間田)
亀山温泉 Na-塩化物・炭酸水素塩泉 総計2.70g/kg H17年 そのまま
 26.0℃ pH8.74 EC5.33 前回測定とほぼ同じ。
薄黄褐色透明微塩味弱硫黄臭
入浴料は少々高めですが、スッキリさっぱりリセット効果は非常に高し。毎度助かっています。

アジトに戻り車中泊(亀山湖畔公園 押込地区)
本日の商い計3ペット
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3/4日 晴れ
舞台をひと山移し三島ダム怒田沢地区の沢でSS
0835 怒田沢地区おばちゃん宅横の空きスペースに車を置きSecond stageスタート

 さぁ、頑張って行きましょう。

第一シャフト


・004 壁面お化け微量湧出 硫黄
  (1) 13.3℃ pH8.60 EC3.25
ほぼ無色透明微塩玉子味微硫黄臭
 
 (2) 11.3℃ pH8.47 EC7.40
微黄色透明塩味弱硫化水素臭
↓↑
ネガコン
(9.1℃ pH8.84 EC0.27)

・005 壁面お化け微量湧出 硫黄
  11.9℃ pH8.77 EC1.43
無色透明無味微硫黄臭

  各シャフトのエンドで記撮。
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1200 出会いから第二シャフトへスイッチ

ショートカット ??
  帰りはここを抜けるよ。



収穫なく
1340 第二シャフト終了点
   ネガコン測定 (11.2℃ pH8.74 EC0.15)

とほとほと戻り


行きすっかり存在を見逃していた。
ショボイ鉄汁痕跡に気づきECを当てると
なんとEC値が振り切れた !

・006 壁面染み出し微量湧出 塩泉
  11.9℃ pH7.81 EC20.00以上
微黄色透明強塩鉄渋味微鉄臭
おっ〜たまげた。たまに出会う塩泉じゃん。ラッキー頂き。
いつもはEC値をみて、汲みの不許可を出しまくっておりますが、、、たまにはサービスで御座います。

・007 岬割れ目染み出し微量湧出 硫黄+塩泉
  14.0℃ pH8.10 EC11.47


淡い黄色透明塩味微硫黄臭
ナイスな岬だ。微量ながら必死で回収。周辺に細かい湧出脈多数あり。

・008 地面割れ目染み出し微量湧出 硫黄
    13.6℃ pH8.35 EC0.38
微黄色透明微玉子味微硫黄臭
中途半端に時間も余っているからしっかり汲みに行く。
↓↑
ネガコン 
(10.8℃ pH8.86 EC0.21)

300mの手掘りの隧道を潜ればこの手はカワイイ部類。1個目
 

1648 出会いに戻り下流付け根まで突っ込み
1658 深み溜まり付け根着 終了点。


戻り道、廻しミニ隧道を抜けてショートカット 2個目
 

1710 おばちゃん宅横車置き場着


1716 ベースキャブ着 活動終了。
 解散。
本日の商い計5ペット

 トラックログ

本来は3/24(土)〜25(日)5回目の千葉の予定でしたが
自分の自転車による非接触事故のケガで中止になり
今シーズンは4回で終了となりました。予定を崩してしまいすみませんでした。
起き上がる事の出来なかった事故から約2週間、順調に回復しております。
来年も頑張りましょう〜

では、浴びましょう。

                                        2018.03.28 アップデート
                                        2018.04.01 一部追記


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