● 千葉の上総掘り井戸調査編-1  2018.04.21〜22

4/21(土)、22(日)の2日間じろさんと
千葉の上総掘り井戸調査編-1を実施してきた。
トリガーとして以前木更津市郷土博物館「金のすず」で確保した井戸データより
プロットデータの精度確認、精査がメイン。

取りあえず片っ端から拾った液体のデータを記載する。(注:再訪再測定もあり)
真偽、カウントは個人の裁量、ルールにお任せします。自分は〇→色付OK、△は参考的に収集
測定技術が進化してその場でメタケイやメタホウの数字が出せればカウントと考えています。

4/20(金)夜行移動 いつものアジトで車中泊
テツ現れず。居ないとそれはそれで寂しいものだ。

4/21(土) 晴れ
0800 活動開始
1. 側溝エルボパイプ (君津市) △
  15.5℃ pH8.47 EC0.33
無色透明無味弱温泉臭
前回気が付かず取りこぼした物件。

-  土管切り口 確保済 再測定
  16.1℃ pH8.91 EC0.59
これさえ拾った事も忘れている。
じろさんの言うように人の記憶なんてホント適当〜
確かに。

2. 民家入口手前丸デカ塩ビパイプ △
 15.3℃ pH8.66 EC0.36
無色透明無味弱温泉臭
見て下さい〜と言わんばかりのしっかりアピール井戸
でも色が無い。
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3. 民家庭先 丸井戸 茶水〇
 17.5℃ pH8.63 EC0.65
弱黄色透明無味弱温泉臭
綺麗に整えられた井戸、声を掛け汲ませて頂く
薄くてもやっぱ色付だよな。

4. 田んぼ横 コンクリート升 △
 16.6℃ pH8.38 EC0.26
無色透明無味微温泉臭

5. 塩ビ丸井戸よりパイプ 茶水〇
  15.0℃ pH8.90 EC0.69
弱黄色透明無味弱温泉臭
ナイスな井戸には間違いない。

6. ばあちゃん宅横丸井戸 △
 19.1℃ pH8.63 EC0.39
無色透明無味弱温泉臭
井戸は立派だが昔に比べて湧出量が低下している。
今はちょろちょろ。

7. 民家裏 長方形コンクリートバス露天 茶水〇
  17.7℃ pH8.78 EC0.70
微黄色透明無味弱温泉臭
復習すると確かにアースでも確認できるけど
これは聞かなきゃ判らない。親切なおじちゃん、ばあちゃんのお陰です。
綺麗にして浸かったら気持ちいいだろうな。
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8. 土管井戸O/F+ポリバス付き △
  16.8℃ pH8.44 EC0.21
無色透明無味弱温泉臭
しっかり茶水だったら速攻浸かりだろうがオーラ弱く汲みのみ。

9. ミニ土管滑り台導水→田んぼへ △
  17.3℃ pH8.55 EC0.31
無色透明無味微温泉臭



10. ミニ土管 △
 16.2℃ pH8.52 EC0.23
無色透明無味微温泉臭

11. 上部塩ビパイプ △
  16.2℃ pH8.37 EC0.30
無色透明無味微温泉臭
確認したら上総掘りの井戸はここまで、この地区では一番高い位置にある井戸。
上の田んぼには沢水を導水して確保しているとの事。
スケール感は弱いがミニ棚田が広がっている。

 

12. 下部塩ビパイプ △
  16.0℃ pH8.48 EC0.31
無色透明無味微温泉臭

13. 下部塩ビパイプ △
 17.2℃ pH8.36 EC0.31
無色透明無味微温泉臭

井戸マップ参考に探すと高い精度で掘り抜き井戸に接触できる事が判ってきた。
うーん、井戸マップ使えるかもと実感し始める。
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14. 壁横土管ちょろちょろ ×レベル
 18.8℃ pH8.46 EC0.26
無色透明無味無臭
あまりいい井戸じゃないょ〜とおばちゃんのお言葉。 確かに、エネルギー弱し

15. 民家よりスチール製スレートに排水 △
  18.0℃ pH8.25 EC0.24
無色透明無味無臭
井戸を確認したかった。取りあえず確保。

 N/A
懐かしい井戸を確認で再訪。同地区の攻略はこの出会いから始まった。

16. 民家裏庭土管 茶水〇
  18.0℃ pH8.90 EC0.88
微黄色無味弱温泉臭
まだまだあるのだ。こんな出会いがあるから井戸探しは止められない。
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17. エルボパイプ土管受け 茶水〇
  15.7℃ pH8.36 EC0.43
微黄色無味弱硫黄に近い温泉臭 ツルサラ感
じろさんの許可頂き浸かる。気持ちいい〜ょ


川まで降りてちらりと見えた鉄汁を拾い行く

18. 擁壁鉄汁 〇
  15.4℃ pH7.84 EC0.32
 
無色透明微鉄味微鉄臭
ビジュアルもあり、割としっかり鉄
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19. 上総大久保駅横 泥面染み出し自然湧出 茶水〇
  17.9℃ pH8.80 EC1.13
弱黄色透明微塩味無臭
以前、駅前にあると教えてもらい探したが見つからなかった心残りの物件。
まさかこんな形だったとは思わなかった。美しく擬態化している。確保してスッキリ。

20. 屋根付き井戸 △
 17.0℃ pH8.50 EC0.23
無色透明無味微温泉臭
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21. 土管井戸 △
 16.2℃ pH8.43 EC0.26
無色透明無味微温泉臭
以前はパスったヤツ。

22. 寺の井戸パイプ出口 △
 19.6℃ pH8.29 EC0.25
無色透明無味無臭
ドバドバ投げられている。井戸の現物が見たいところ。
関係者以外立禁の看板があり諦めた。

23. 細パイプポリバス受け ×レベル
  16.3℃ pH8.38 EC0.21
無色透明無味無臭
よく通過するのに気が付かなかった。

24. 田んぼ横しっかり湧出 △
  16.4℃ pH8.22 EC0.28
無色透明無味微温泉臭
もう〜・・・この手の井戸まで手を出し始めたら・・・井戸数では千葉vs別府の様相になるぞ。

25. 田んぼ脇土管 △
 15.8℃ pH8.31 EC0.28
無色透明無味微温泉臭
雰囲気はどれも良いが色無、ちょっとでも色が色が欲しいのです。

26. 道路下タンクO/F 〇
  16.1℃ pH8.32 EC0.26
無色透明硬水的味無臭
昔は管理されていた感じ、どっかの利用源泉か?今は朽ち果てている。

この手の掘り起し系大好きです。

1700 調査終了

清めの湯
〇 亀山温泉 亀山温泉ホテル JAF割900円 再訪 (千葉県君津市豊田旧菅間田)
亀山温泉 Na-塩化物・炭酸水素塩泉 総計2.70g/kg H17年 そのまま 
  26.5℃ pH8.64 EC5.29
薄黄褐色透明微塩味弱硫黄臭
数値安定的に推移中。
そりゃそうだ僅かな期間じゃ、そうそう変わらんだろう。

 
いつもお世話になっているからサービスで像を付けましょう。
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ペット玉不足が予想される事からアジトで初の浴び大会。
(後日、尻に敷いていたマットを自宅で洗っていたら裏面に大きな釣り針がめり込んでいた
危ないところだった。アジトで浴びる時は注意です)

いつものアジトで車中泊
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4/22(日)
舞台を高滝湖ダム周辺に移し
0800 SS開始

27. 民家横塩ビパイプ側溝投げ (市原市) 茶水〇
 15.9℃ pH8.83 EC0.88
褐色透明無味茶水臭
前回(2010.05.29)進入時ロストしている物件。新規モノです。
This is "茶水"的な1本。 欲を言えば井戸から押さえたかった。

28. その奥塩ビパイプ井戸 再訪 茶水〇
  16.8℃ pH8.96 EC1.10
褐色透明無味茶水臭
ダブり確保済。以前よりは綺麗に整えられている。

29. 田んぼ脇パイプ 再訪 茶水〇
  15.2℃ pH8.75 EC0.67
薄い褐色透明無味無臭
ダブり確保済。一度通過して、、じろさんに見つけてもらった。

 手前の溜まりは茶水池
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30. 長細い横筒掘り抜き △
  16.6℃ pH8.20 EC0.53
無色透明無味微温泉臭
そもそも井戸なんか?

31. 斜めバランス崩しコンクリート升ちょろちょろ 茶水〇
  18.0℃ pH8.31 EC0.56
微黄色透明無味無臭
ダブり確保済。
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32. 田んぼ水面 潜望鏡塩ビパイプ 〇
  15.8℃ pH8.07 EC0.21
無色透明微鉄味無臭
道路から二段くらい下がった位置にある。
じろさんよく見つけました。

33. 土管井戸 △
 16.2℃ pH8.22 EC0.28
無色透明無味無臭

34 立ち上げパイプ △
 16.6℃ pH8.29 EC0.31
無色透明無味微温泉臭
存在感のある井戸だけど残念ながら色が無い。

35. 田んぼ自然湧出  茶水〇
 15.9℃ pH8.12 EC0.53
極僅かに着色あり透明無味無臭
ホテイアオイ、浮き草が雰囲気が良い。
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36. 丸大土管 茶水〇
 18.℃6 pH8.07 EC0.32
僅かに着色あり透明無味無臭
エネルギーを失い湧出量が低下している感じ。

37. 民家から延びパイプO/F 茶水〇
 19.9℃ pH8.26 EC0.33
僅かに着色あり透明無味無臭

38. 民家から延びパイプO/F △
 19.1℃ pH8.22 EC0.38
無色透明無味無臭
37.と誤差の範囲か? 〇かも

39. 田んぼ脇井戸 △
 16.0℃ pH8.28 EC0.32
無色透明無味微温泉臭
じろさんのリクエスト、確認で数値取り。

40. エルボ塩ビパイプ  △
 15.7℃ pH8.00 EC0.48
無色透明無味微温泉臭
2012.02.18確保済 ダブり

41. 三角コーナー井戸 △
  18.6℃ pH8.09 EC0.38
無色透明無味微温泉臭
草木に覆われひっそりとある。横出しの塩ビパイプで存在をアピール

42. 畑から延びO/F 茶水〇
  16.1℃ pH8.26 EC0.21
微黄色透明無味無臭
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43. 草茂み自然湧出 鉄汁〇
  14.9℃ pH7.41 EC0.31
無色透明微鉄味微鉄臭
除草作業のオヤジに訊くと辺に上総掘りの井戸無いとの事。
苦しい時の鉄汁を拾い先を急ぐ。しょぼ鉄だが
放送終了間際、絶妙なタイミングで放つA猪木の延髄斬りみたいなヤツ。
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44. 横出し塩ビパイプ △
 17.4℃ pH7.42 EC0.45
無色透明無味微温泉臭
元からのブランチ? 独立系でなれれば将来ダブりになっちゃうかも
万が一があるから取りあえず確保。大事です。



45. コンクリート升バルブ開放(農業用井戸水) 鉄汁崩れ系〇
3-3
  15.8℃ pH7.75 EC0.26
無色透明微鉄味弱温泉臭
車を降りると直ぐに感じる心地よい温泉臭。
ついに禁断の農業用に掘削された井戸水に手を出した。

46. コンクリート升バルブ開放(農業用井戸水) △
45.と同じ? ブランチ中間水?
 15.9℃ pH7.71 EC0.26
無色透明微鉄味弱温泉臭
別モノと断定出来る根拠弱し、要精査。

47. もろ井戸(農業用井戸水) 鉄汁系〇
1-1
  15.7℃ pH7.56 EC0.32
無色透明弱鉄味弱鉄臭
※井戸管理人に色々と教えて頂いた。
いいこと訊き出した ! おじさん、この情報は〇〇に刃物だぜょ。
てっきり全部ダムからの水かと思っていたわ。そうなると話は変わっている

軽くスタンハンセンの音楽が流れ日没まで探す。

 稼動しているが近くに漏れなし。

48. 昔の残りもの上総掘り井戸 茶水〇
 17.1℃ pH7.47 EC0.26
僅かに着色あり透明無味弱温泉臭
井戸水を使いながら洗車していたミニジェイソンを味方に付け訊き出し案内して頂いた。
周辺の地区に沢山あった上総掘りの井戸は埋められ、新規で掘削した井戸からの水を田んぼに引いている。
一部は養老川からの揚水もあり。
汲み上げが終わった冬の頃には潰した井戸跡からもジワリ湧出してくるらしい。

49. もろ井戸(農業用井戸水) 鉄汁系〇
5-5
  15.8℃ pH7.46 EC0.21
無色透明微鉄味微鉄臭
5-5の様に近くから出ているものもあれば
水機場から離れた位置でドバドバと出ているモノもある。
1ヶ所気が付いてはいたが戻って来た時には18時を回っており
時間通り正確に止まっていた。
残りもあるし、、、改めて部隊を投入しこの地区だけでも決着をつけたいと思った。

50. 民家横出したまり水 鉄汁〇
  18.9℃ pH7.49 EC0.24
無色透明微鉄味微鉄臭
取り急ぎ死んだ液体を汲んだが再訪時フレッシュな水でデータを置き換えたい。
同様に今の時期は農業井戸がガンガン汲みあげられ
既存の井戸は枯渇気味になるらしい。

木更津市郷土博物館「金のすず」で手に入れた井戸データは
井戸を潰していない所では大凡高いプロット精度で存在している事が確認できた。
全てが完璧ではなかったが精査した結果、
結論として"井戸データは非常に使える"ことが判った。
"金のすず"は"金の汁"となり、〇〇に刃物達の"宝の地図"となった。

では、浴びましょう。

                                        2018.06.29 アップデート


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