那須周辺のフォローアップ調査-6 2018.11.10〜11

じろさんと標題の調査を実施ししてきた。
11/09(金)東北道下り線 夜行移動 塩原ダム公園で車中泊
11/10(土) 晴れ

じろさん号をこの駐車場に置きボロ車1台で調査を開始。
まずは塩原温泉街から取りこぼしのフォローやご案内など色々とこなした。

〇 上塩原温泉 第二自然郷温泉付き別荘地 (栃木県那須塩原市上塩原)
塩原第二自然郷源泉
   41.4℃ pH8.26 EC1.17
無色透明ほぼ無味無臭 ツル感
派手な見世物湯があり管理人に声を掛け許可を頂き汲む。なかなか良い滑り出し。

〇 上塩原温泉 上塩原地区集湯施設よりO/F (同地区)
  53.6℃ pH7.64 EC1.31
無色透明無味微温泉臭
金録源泉絡みの施設か? 念の為汲み。

〇 中塩原温泉 箱の森プレイパーク内足湯 (那須塩原市中塩原字箱の森)
源泉名 金録・畑カッパ・宮の島混合泉 H16年

源泉名 畑カッパ・金録源泉 混合泉 H28年
Na-塩化物・炭酸水素塩泉 メタけい酸132.8mg  180.4mS/m  総計1.393g/kg  H28年
  42.7℃ pH7.92 EC1.88←ほぼ同等
無色透明無味無臭
現場確認は大切だ。この足湯は金録の単独利用かと思っていたが直近の分析表では2源泉の混合だった。
新規分析表確保に喜んだ。やはり現地確認は大切です。

〇 中塩原温泉 天然ラドン泉 冷鉱泉 ペンションレイコウセン (那須塩原市中塩原)
 

  13.7℃ pH8.58 EC0.10
無色透明無味無臭
勇気をもって突撃、よく理解していないばあちゃんだったが源泉探しの許可を頂き辺りを物色。
それっぽい怪しい井戸を見つけ、これで手を打ち卒業。深くは追求しない。

じろさんをご案内
● 中塩原温泉 木の葉化石O/F 


● 上塩原温泉 民家横O/F
● 上塩原温泉 すっぽん料理河童脇側溝O/F
データはN/A 地区分けとカウントはおまかせします。
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1日目の本命調査エリア
〇 源泉群その1 (塩原市)
確保順に
・2号井 
31.6℃ pH6.84 EC0.78
無色透明微鉄味微温泉鉄臭

・2号井横の野良モノ
 27.7℃ pH6.97 EC0.67
無色透明微鉄味微鉄臭

・1号井 
 38.6℃ pH6.60 EC1.00
無色透明微鉄味微温泉鉄臭 ツル感
塩原にこないコアなキャラがいるとは

・6号井 
37.6℃ pH7.02 EC0.89
無色透明微鉄味微温泉鉄臭

・4号井 
34.2℃ pH6.80 EC0.98
無色透明微鉄味微温泉鉄臭

・5号井 
34.5℃ pH6.83 EC0.82
無色透明微鉄味微温泉鉄臭

・建屋下野良 鉄汁
  17.1℃ pH7.42 EC0.56
無色透明微鉄味微鉄臭

・露天風呂
 34.7℃ pH6.53 EC0.83
無色透明微鉄味微温泉鉄臭

・更地階段横野良
28.4℃ pH7.15 EC0.99
無色透明微鉄味無臭

3号井を探すが発見出来ず。コンプリート不成り。
狭い範囲に井戸がいっぱい楽しい空間だ。
誰か3号井の存在を教えて下さい。
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〇001 自然湧出群その2 (塩原市)
じろさんが昔浸かった升を探していたら別モノが現れた。
・利用源泉1 タンクからO/F
 47.9℃ pH6.93 EC0.95
無色透明無味微温泉臭

・利用源泉2の脇漏れ
  36.6℃ pH7.06 EC0.84
無色透明微鉄味微温泉臭

吸い込まれる様に斜面に引き込まれる。
<斜面Aブロック>
・岩の下湧出
  39.1℃ pH6.63 EC1.00
無色透明微鉄味微温泉臭

・苔斜面湧出
  41.5℃ pH6.26 EC0.79
無色透明微鉄味微温泉臭

・最上部湧出
 32.1℃ pH7.53 EC0.50
無色透明ほぼ無味無臭

・苔面脇染み出し 
 N/A
無色透明微鉄味微温泉臭
測定をすっとばしたのでN/A

<斜面Bブロック>
・倒木下湧出
 42.6℃ pH6.69 EC0.73
無色透明微鉄味微温泉臭

・大岩鎮座下湧出(ボスキャラ)
  44.0℃ pH6.24 EC0.60
無色透明微鉄味微温泉臭

・最上部湧出
 29.5℃ pH6.79 EC0.32
無色透明ほぼ無味無臭

下りながら
<Bブロック下部>を確保する。
・斜面窪み染み出し(1)
 26.6℃ pH7.47 EC0.73
無色透明ほぼ無味無臭

・斜面窪み染み出し(2)
 38.3℃ pH7.05 EC0.84
無色透明ほぼ無味無臭

・鉄管より湧出
  52.1℃ pH6.50 EC0.94
無色透明弱鉄臭弱温泉臭

 
地熱エネルギーを秘めている不思議な自然湧出地帯
なんじゃここは〜鉄汁系は弱い重炭酸土類に分類されると思う。
探せばまだこんな湧出帯があるのだろうか・・・
ポテンシャルの高さに参りました。

1430 駐車場に戻って終了。
車を回収して那須湯元まで移動
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宿に向かう前に寄り道、じろさんに案内して頂く。
1ヶ所目は根拠不足でパスした。
井戸やパイプでもあればなぁ・・・
〇 パイプよりO/F (那須郡那須町)
  23.8℃ pH7.68 EC0.49
無色透明無味無臭 ほぼ美味しい水
パイプ口からO/Fあり、丸いコンクリート井戸もありOK。 情報元:藤澤さん ありがとう御座います。

- 那須湯本温泉 アサカ荘 宿泊6,900円 2食付き (那須郡那須町湯本)


宿自体に内湯はなく外湯を借りる形態。籠に付いた電子キーを持ち巡る。
〇 滝乃湯共同湯
 
源泉名 御所の湯
酸性-含S-Ca-硫酸塩泉 遊離H2S 17.1mg  総計1.031g/kg  H18年
  44.4℃ pH1.78 EC2.23
無色透明強酸味硫化水素臭 ツル感
強いて言えば宿泊者用か、やっと課題の一つが片付いた。

〇 河原の湯共同湯

源泉名 行人の湯
酸性明礬泉 詳細の記載はなし
  48.5℃ pH2.15 EC1.70
無色透明強酸>渋味(8:2)硫化水素臭 ツル感
どちらも源泉集めの為、泊して確保。こちらは地元用か。ひっそりと周りに溶け佇む。
スタンダードなジモ専の造り。
浴室にあったエビデンスの弱い掲示を信じて行人の湯単独と判断した。

 夜飯
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11/11(日) 晴れ
のんびり朝食のんびり散策、朝湯に浸かる。


 

 


〇 滝乃湯の横一段上がった所のミニ足湯
源泉名 不明
  測定N/A 像のみ
存在が弱い。危なく見逃すところだった。
チェックアウトして

ロープウェイ下の温泉マーク&白色域の真贋を問う (那須郡那須町湯本)
 Google Earth 2015/11/5取得

1000 大丸駐車場に車を止め沢に突っ込みスタート。


着水して天国から地獄へ、のんびり雰囲気は軽く吹っ飛んだ。
 IN後 ネガコン(1) (13.2℃ pH4.05 EC0.61)
二人の足並みが揃っていたのはここまで、、、、

 
背丈の低い笹地帯が前進を困難にする。たまらん。

足回りの違いで
じろさんと足並みも揃わず迷惑を掛けてしまった。
なので以下は自分が拾った分(1本)です。
 左股へ(怪しい変色域側)
左股 ネガコン(2) ( 4.9℃ pH3.68 EC0.34)
↓↑
〇001 白色変色域下の湧水 酸性水
 8.8℃ pH2.83 EC0.73
無色透明酸味無臭 周辺には弱硫化水素臭が漂う。
変色域下部から始まる流れを確保した。

  ロープウェイ小屋と視線が水平になる。
目標まであと少し、気合いで前進。

 全貌を捉える位置まできた。

 
第一白色帯で記撮。                    白い石しかない。 汁気なし。

  第二白色地帯
汁気なし

 Google Earth 2015/11/5取得 変色域拡大

 第二の最上部から

 
変色帯には汁気全くなし、完全にやられました。
アースの読衛ではイケると思ったのに残念。失敗。外れ〜これでモチベーション消失、来た沢を引き返す。

  この格好での前進マジ辛いです。

途中じろさんが突っ込んだ沢(右股:温泉マーク側)に行く元気はありませんでした。
行っていればすれ違い合流出来のに・・すみませんでした。
ただネガコンとして入口の沢水を測定しています。
 (15.0℃ pH4.12 EC0.70)
当時は余裕が無かったが今冷静に考察すると
*ネガコン(1)に比べて水温が上がっている。
*降旗マップには温泉マークが付いてる。 その辺から判断し、いずれ再訪し決着をつけたいと思います。

 
1400 じろさんが戻ってきて終了。
這いつくばり前進するところが多々あった。枝が顔面に飛び込んでくるわ
ショートながら今年最大に手強かった。
是正として
*必要があろうが無かろうがピンクテープを持参する。→物はある。持参だけ。
*藪漕ぎが予想される展開にはゴーグルを着用する。→購入済、持参する。
那須のフォローアップは終了。

郭公沢トラックログ

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余った時間で喜連川をフォローする (さくら市喜連川)
一部じろさんをご案内
●慈光寺 自噴井戸
●小学校 自噴井戸
●なす団地利用 温泉水No.1 (ハウス脇おこぼれ)→審議中
●なす団地利用 温泉水No.2 (O/F)

〇 利用源泉?
 17.4℃ pH5.44 EC0.11
無色透明無味無臭
これでいいや。決着。深追いはしない。卒業。

× びゅうフォレスト喜連川 
漏れ探し 接触出来ず諦め パス
何ヶ所も排水ポイントはあると訊いているがオーラを感じない。
触れるには足湯イベントを待つしかなさそうだ。旬をすぎると何事もややこしくなるもんですね。
日が暮れてタイムアウト。本日の活動全て終了。

仕上げの湯
〇 喜連川温泉 ホテルニューさくら 600円 (さくら市喜連川)


源泉名 喜連川温泉3号泉
Na-塩化物泉  Br(-)10.6mg  総計5.051g/kg  H20年
  41.0℃ pH7.83 EC7.66
僅かに着色を感じるが照明の関係で判別不明透明塩味弱鉱物臭 ツル感
浴室に向かう通路で病院臭を感じるが(風呂とは関係ないかも)
浴槽では鉱物臭が勝っていた。単独の3号泉を確保して上機嫌です。

では、浴びましょう。

                                        2019.01.06 アップデート


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