● 上田さんと長野、秋の鉱泉祭り 2018 +α

春祭りで大きな取りこぼしが発覚して
第二次アタックと言う事で11/17(土)召集が掛かり
上田さん、末友さん、じろさんの4人で秋の鉱泉祭りを実施ししてきた。

11/16(金)中央道下り線を夜行移動 道の駅美麻で車中泊

11/17(土)
0800〜StageT活動開始
 鼻息荒く、記撮前に展開した。

 野良鉄
汲めそうで深みがあり汲めなかった。

  砂防ダムを交わし

<小岩岳鉱泉の調査>  (長野県大町市)
〇01 岩間ぱっくり割れ目湧出 No.1
  8.9℃ pH8.61 EC0.83
無色透明弱玉子味微硫黄臭
野良系だか沢ルートから攻めなければ確保出来なかったブツ。
↓↑
ネガコン
(5.7℃ pH8.85 EC0.30)


オーラを感じなくなるところまで詰めて終了。

引返して
怪しい左股を詰める。


〇02 左股斜面上部岩の割れめ湧出 No.2
  9.5℃ pH8.32 EC0.40
無色透明微玉子味微硫黄臭


パイプの残骸もありこれが本命でしょう。


歴史に埋もれた源泉探しは誠に楽しいのです。
これでスッキリ。
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Stage U
 始め間違えて降下した斜面

〇03 尼子山鉱泉(仮) 岩肌より染み出し (大町市)
 8.6℃ pH8.08 EC0.32
無色透明無味微硫黄臭

左染み出し                    右染み出し
  
たまたま聞き込みをしたお宅が山の所有者で
大凡の位置を覚えていてくれて案内して頂いた。
しかし、微妙に迷人で一発目斜面を間違えて二度目の正直でコンタクトできた。
末友さんと感じた僅かな硫黄臭が無ければ斜面を降下したかは自信がないがフォースを信じて正解だった。
ただ本当にこの位置で利用していたのだろうか・・・と疑問が残る。
昔利用していた痕跡が乏しい。ニセでもいいや、めでたく確保。
最大の課題がクリアされた。

 別のルートで引返し他の湧出もチェックする。


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Stage V 民家の敷地ぽいところ抜け出会った沢を詰めたらあった。

〇04 宮の尾鉱泉(仮) 岩肌より染み出し (大町市宮の尾)
 8.8℃ pH8.20 EC1.11
無色透明無味微硫黄臭

パイプの残骸もあり利用の痕跡も確認。

 じろさん即席の引き湯管で頂く。

〇05 八屋敷鉱泉(仮) 割れ目より染み出し (大町市)
 温泉マークを頼りに各自思う所に展開

  12.0℃ pH8.47 EC0.67
無色透明無味無臭
古文書とは違うみたいでちょー怪しい液体だが、取りあえず泉質が変化したことにして確保してとっとと卒業。

 記撮して
本日の活動終了。



1730 道の駅ぽかぽかランド美麻に戻って解散。
上田さん、末友さんとはここまで
上田さんいつもコーディネイト、ありがとう御座います。

めんどくさいから目の前の湯で
清めの湯としたら・・・
〇 美麻温泉 ぽかぽかランド美麻  600円 (大町市美麻)
源泉名 新第2源泉、平成の湯、元湯1号、高瀬の湯との混合泉
単純泉  総計 693.1mg/kg   H27年
 40.4℃ pH8.52 EC0.18
無色透明無味無臭+塩素臭 微ツル感
なんと独自利用を止めて、大町からのローリー湯になっていた。オーマイゴー。
これにはびっくりポン。

移動して道の駅しなので車中泊
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11/18(日)
待っていましたの妙高取りこぼし物件の確保へ


0830 燕温泉入口の駐車場まで移動して活動開始

 
沢を目視確認、水量は遥かに少ない。何とかなるかな 目指すは惣滝 !!

 
前回の是正はしっかり修正した、サブのGPS時計でも目標を確認する。

<惣滝周辺湧出群> (潟県妙高市関山燕温泉)
〇06 登山道脇 硫黄 (前回存在に気が付かなかったor出てなかったブツ)
  39.5℃ pH6.35 EC1.57
無色透明微渋味弱硫化水素臭
間欠で出たり出なかったり、配管の破れからの漏れか? 深く追求するとノーカウントになるからささっと流す。

 前回よりは通過しやすかった難所。

ここからは新規

〇07 大岩の下 鉄汁
  19.0℃ pH7.19 EC1.39
無色透明弱鉄味微炭酸?微鉄臭
炭酸分を感じるが自分の味覚だけかも

〇08 露天手前染み出し(1) 硫黄
 29.3℃ pH7.03 EC1.24
無色透明弱苦渋味弱硫化水素臭
ダラダラびろびろ系

〇09 露天手前湧出(2) 硫黄
 32.5℃ pH7.47 EC1.27
無色透明弱苦渋味弱硫化水素臭
緑の藻と白色析出物との美しいコラボ。ある意味お化け屋敷状態。

 なんかすげぇー像だ。

〇10 大ハング下手作り露天 硫黄
   39.6℃ pH6.70 EC1.56
無色透明弱苦渋味弱硫化水素臭 ふわツル感
実に素晴らしいロケーション。野湯の景色編ではベスト10に入る。先人の努力に感謝。

〇11 大ハング下露天横鉄打たせ 鉄汁
 6.7℃ pH9.15 EC0.35
無色透明微鉄味無臭
天国から地獄とはまさにこれの事、激冷たい液が槍の様に落ちてくる。

〇012 岩下染み出し 鉄汁
  8.4℃ pH8.59 EC0.48
無色透明微鉄味無臭

〇13 ハング下鉄汁染み出し群 鉄汁
  12.0℃ pH8.16 EC0.90
無色透明微鉄味微鉄臭
バンドで出ているから適当に好きに抜いちゃて下さい。

〇14 右岸岩下湧出 鉄汁
  11.4℃ pH8.05 EC0.97
無色透明微鉄味微鉄臭

〇15 滝脇湧出(1)アウト側 鉄汁
  7.1℃ pH8.38 EC0.32
無色透明微鉄味無臭

〇16 滝脇湧出(2)イン側 鉄汁
  10.3℃ pH7.84 EC1.24
無色透明微鉄味無臭              じろさんがカメレオン化している。
滝の水が霧状に降りかかりどっと体温を奪われる。滝浴びどころではない。活動時間の限界を感じた。

 とりあえずエンドで記撮

 温かい湯だまりに手を浸し生き返る。

戻って
〇- ハング下手作り露天 再訪 硫黄
  35.9℃ pH6.83 EC1.49
無色透明弱苦渋味弱化水素臭
贅沢に2源泉の混合で楽しんだ。
温かい湯は気持ち良い〜さらに生き返る。

湯が溜まったところでこちらにも浸かる。
〇- 土嚢留め手作り露天 再訪 硫黄
  38.2℃ pH7.39 EC1.53
無色透明弱苦渋味弱化水素臭
うぉ〜最高だ〜、おじちゃんおばちゃん感謝です。

登山道で橋の手前まで移動し
ここから沢へ降下
〇17 河原湧出 鉄汁
 11.4℃ pH9.12 EC0.31
無色透明微鉄味無臭
ノーマークの別モノ

時間があるので下流から名無しの大滝まで詰める。
 この滝下に行く

一旦下流から上流へ
〇18 大岩下湧出 鉄汁
  10.2℃ pH8.77 EC0.39
無色透明微鉄味無臭
存在感はしっかり

〇19 V字狭右岸(1) 鉄汁
  18.2℃ pH7.60 EC0.93
無色透明微鉄味無臭

 ここの先

 滝下の
エンドポイントで記撮中に上から拳位の石が落下して至近弾を食らう。
あわやぶつかるところだった。
それにビビって、そそくさと移動して
↓の汁は
〇20 V字狭右岸(2)鉄バンド 鉄汁
  自分はノーサンプル データN/A
早くこのデンジャラスゾーンから立ち去りたい気持ちしかなかった。 知らぬが仏のじろさんは余裕こいている・・・
ノーヘルだったし直撃したらタダでは済まなかったと思う。
クワバラクワバラ。

橋近くまで戻り
沢を渡って左岸の取りこぼした鉄汁へ
〇21 しっかり湧出 鉄汁
   14.4℃ pH7.70 EC0.52
無色透明弱鉄味弱鉄臭 サッパリ感  上流から下流へ そして浴び

〇22 砂防ダム手前湧出 鉄汁
   11.0℃ pH7.75 EC0.43
無色透明弱鉄味弱鉄臭 サッパリ感  上流から下流へ そして浴び

〇23 橋下湧出 鉄汁
  19.0℃ pH7.10 EC0.67
無色透明微鉄味微鉄臭
よく気がついてくれました。じろさんナイスです。

 上から観た鉄汁、これがずっと気になっていたのよ。

 活動終了。
1330 駐車場着 着替え解散。

  トラックログ



解散後
仕上げの湯
〇 大豆島温泉 天然温泉まめじま湯ったり苑  720円  (長野市大豆島)
源泉名 大豆島温泉 
Na・Ca-塩化物泉 総計 3.936g/kg H28年
  43.6℃ pH7.49 EC7.77
薄い黄色透明Ca味が支配的Naは刺さらない無臭
市民のお風呂屋さん、大繁盛している。 妙高からのギャップが・・・雑音で目が回る。
身を綺麗にしてとっとと退散。

春祭りも楽しみにしています。

では、浴びましょう。

                                        2019.01.05 アップデート


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