● シーズン10 千葉の沢攻め(3) 2019.02.16〜17
藤澤さん、じろさんと3回目の千葉の沢攻めを実施してきた。
2/15(金)夜行移動
いつものアジトで車中泊 (亀山湖畔公園 押込地区)
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2/16(土) 晴れ
<大福山北面エリアの沢※>
※前回間違えて降下した側の沢のアタック。
0902 降下開始
今回は伐採作業員がいて、通す通さないで軽い押し問答があったが最後は自己責任て事で
ささっとと降りて行けた。あと1年遅かったらどうなっていたことやら・・・まぁ運が良かったと言う事で。
降りてしまえばこっちのもの好き勝手にやらせてもらうまで。
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地図を見ても読めるが廻しが多い沢なのだ。
001. くされカニミソ系 鉄汁
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9.1℃ pH9.18 EC0.45
無色透明弱鉄味微鉄臭
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002. 擁壁水穴カニミソぶしゃー 鉄汁
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8.7℃ pH7.92 EC0.31
無色透明弱鉄味微鉄臭
003. 擁壁パイプ 鉄汁
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8.0℃ pH7.66 EC0.38
無色透明微鉄味微鉄臭
004. 苔岩染み出し 鉄汁
12.1℃ pH7.63 EC0.23
無色透明微鉄味微鉄臭
005. 廻し口染み出し 鉄汁
10.7℃ pH7.51 EC0.28
無色透明微鉄味微鉄臭
006. 岩肌染み出しカニミソぶしゃー 鉄汁
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11.0℃ pH7.35 EC0.27
無色透明微鉄味微鉄臭
川廻しの多い沢だった。
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一旦林道を歩き
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007. 林の中の土管 鉄汁
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14.0℃ pH7.65 EC0.22
無色透明微鉄>硬水味無臭
この雰囲気は良い。目的は何だろうと考えたが今は林だが、昔はここも田んぼでそれらの利用目的だったのかな。
008. 休耕田横の湧出 鉄汁
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14.2℃ pH7.73 EC0.20
無色透明微鉄味微鉄臭
よく観察すると土管が埋まっている様だ。
009. 廃ハウス横土管 鉄汁
13.8℃ pH7.92 EC0.21
無色透明微鉄味弱鉄臭
沢ではないが面白いエリアじゃん。
010. 休耕田内のぽっかり土管湧出 鉄汁
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14.2℃ pH7.67 EC0.29
無色透明弱硬水味無臭
011. 塩ビパイプ 鉄汁
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14.2℃ pH7.73 EC0.24
無色透明微鉄味微鉄臭
012. 休耕田内の地味に土管湧出 鉄汁
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14.4℃ pH7.78 EC0.21
無色透明弱硬水微鉄味無臭
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013. エルボパイプ打たせ 天然水系
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13.8℃ pH7.97 EC0.19
無色透明無味無臭 サラサラ感暇なもんで廻しを観察する。
楕円抜き職人
丸抜き職人
角抜き職人
抜き師によって癖がある事が判る。
014. 擁壁染み出し(1) 鉄汁
9.2℃ pH7.85 EC0.19
無色透明微鉄味微鉄臭
015. 擁壁染み出し(2) 鉄汁
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11.7℃ pH7.44 EC0.18
無色透明微鉄味微鉄臭
016. 怪しい立ちパイプ 鉄汁
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6.9℃ pH7.16 EC0.20
無色透明微鉄味無臭
017. 堰堤下 鉄汁
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(1) 9.1℃ pH7.34 EC0.18
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(2) 7.2℃ pH7.21 EC0.22
共に無色透明微鉄硬水味微鉄臭
1700 藤澤さん号着
1720 レガシィ回収
1740 アジト着 本日の活動終了。
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○ 亀山温泉 亀山温泉ホテル 900円JAF割 再訪 (千葉県君津市豊田旧菅間田)
源泉名 亀山温泉 Na-塩化物・炭酸水素塩泉 総計2.70g/kg H17年 そのまま
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26.1℃ pH8.70 EC3.07
薄い黄褐色透明弱塩味微硫黄臭 弱ヌルツル感
アジト駐車場で車中泊
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2/17(日)
001. 蛇口温泉(2)
含S-Na-塩化物泉
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8.0℃ pH9.69 EC1.27
無色透明ほぼ無味微硫黄臭
施設で浸かりたかったが、諦めていたので液体だけでも確保できてラッキーだった。
簡易の分析表も確保出来た。
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本日、本命の調査
<鴨有西面の沢A>
0917 活動開始
002. くされヘドロ気味溜まり 硫黄汁
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3.5℃ pH8.47 EC1.55
無色透明無味微ドブ系混じり硫黄臭 なんとなく楽しいそう。
003. 岩盤染み出し 硫黄汁
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12.8℃ pH8.44 EC7.19
無色透明弱塩味微硫黄味
004. 岩盤染み出し 硫黄汁
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6.0℃ pH8.88 EC5.11
無色透明弱塩味微硫黄味
大田学周辺の流れを組む食塩硫黄が出現した。
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005. 苔肌染み出し 硫黄汁
5.9℃ pH7.68 EC0.82
無色透明無味微硫黄臭
006. くされ水中 硫黄汁
5.2℃ pH7.78 EC0.54
無色透明無味微腐食硫黄臭
辛うじてECが少高
↓↑
ネガコン沢水
(4.2℃ pH8.06 EC0.22)
007. 岩盤割れ目染み出し 鉄汁
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6.3℃ pH8.23 EC0.70
無色透明微鉄味無臭
↓↑
ネガコン沢水
(4.0℃ pH8.32 EC0.46)
008. 水中硫黄(1) 硫黄汁
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4.2℃ pH8.08 EC0.55
無色透明無味微硫黄臭
殆ど差なし、僅かな匂いを感じれたのでOKとする。
↓↑
ネガコン沢水
(4.9℃ pH8.06 EC0.54)
009. 水中硫黄(2) 硫黄汁
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4.5℃ pH8.05 EC0.56
無色透明無味微硫黄臭
ネガコンを計るとカウント否定になりそうなので沢水の測定はN/A。
010. 岩肌染み出し 鉄汁
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4.4℃ pH8.64 EC1.22
無色透明やや硬水味無臭
↓↑
ネガコン沢水
(4.3℃ pH9.00 EC0.81)
011. 岩肌染み出し地帯 鉄汁
6.8℃ pH9.21 EC6.17
無色透明弱塩味無臭
012. 岩肌染み出し(1) 硫黄汁
6.8℃ pH9.73 EC3.84
無色透明微塩味微硫黄臭
013. 岩肌染み出し(2) 硫黄汁
7.4℃ pH9.53 EC2.81
無色透明微塩味微硫黄臭
014. 壁面小穴湧出 塩水
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10.1℃ pH8.34 EC8.73
無色透明塩味無臭(周辺の塩味は決して素直な塩ではなく若干苦味混じり)
015. 岩肌染み出し 塩水
4.8℃ pH8.40 EC10.02
無色透明塩味無臭
016. 岬ぎみ岩肌染み出し 塩水
6.4℃ pH8.68 EC7.23
無色透明塩味無臭
017. 岩肌染み出し 塩水
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5.9℃ pH8.05 EC8.59
無色透明微塩味微硫黄臭
↓↑
ネガコン沢水
(4.7℃ pH8.93 EC1.83)
そもそもベースの塩が高い沢の様です。
018. 岩盤割れ目 硫黄汁
5.2℃ pH9.07 EC3.01
無色透明微塩味微硫黄臭
019. 岩肌染み出し 硫黄汁
6.4℃ pH9.08 EC2.69
僅かに色付透明微塩味微硫黄臭
020. 苔岩下より染み出し 硫黄汁
9.9℃ pH8.87 EC2.75
無色透明微塩味微硫黄臭
021. 水面付近岩肌染み出し 硫黄汁
4.5℃ pH9.25 EC1.28
僅かに色付透明微硬水味微硫黄臭
↓↑
ネガコン沢水
(4.8℃ pH9.24 EC1.34)
あまり差はなかった。(汗) 汲んじゃったから深くは考えない。
022. 岩肌染み出し 硫黄汁
5.4℃ pH9.02 EC1.04
無色透明無味微硫黄臭
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支沢
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023. 溜まり横岩肌染み出し 硫黄汁
6.3℃ pH8.93 EC0.56
無色透明無味微硫黄臭
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024. キャンバス硫黄壁 硫黄汁
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(1) 5.4℃ pH9.22 EC1.47
(2)10.2℃ pH9.25 EC1.61
無色透明微塩味微硫黄臭
ラストに相応しく派手な硫黄流出痕のアート作品。
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深みが現れ、今回はここで終了。
メンテ用の階段を上がり
1657 狙い通りの位置にいた藤澤さん号を確保。
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1705 レガシィを回収、調査終了。
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広場で解散
1720 適切な駐車場で着替えで全て終了。
この沢は鴨川清掃センターより下流が残した課題。上流域は廊下数十mの一部を残してトラックが繋がり卒業。
地味な鉄汁拾いの戦が続いているが一沢一殺で確実に仕留めて行く。
では、浴びましょう。
2019.05.13 アップデート