●シーズン10 千葉の沢攻め(4) 2019.03.30〜31
今シーズンのラストの千葉沢攻め
藤澤さん、じろさんと4回目の千葉の沢攻めを実施してきた。
3/29(金)夜行移動
いつものアジトで車中泊 (亀山湖畔公園 押込地区)
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3/30(土) 晴れ
0800 起動
アジトから移動
今回はスポットで小刻みに沢を攻めた。
Fast stage
<鴨川市布袋郷南域 白石峠東面の沢>
0840 適切な位置に止め活動開始
立ち上がりは良かったが、、、
倒竹やイバラ地帯が多く歩きにくい沢だった。
001. 砂防ダム口 角口染み出し (通称 : 涎型) 鉄汁
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11.7℃ pH8.79 EC0.52
無色透明微鉄味微鉄臭
↓↑
ネガコン沢水
(8.9℃ 9.75 EC.43)
この沢の商いはこれ1本で終了。
怪しい引き湯管がまだ先まで伸びている様だがオーラ弱く深追いはしなかった。
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次の沢へ移動中
平塚橋下鉱泉(仮) 藤澤さんの動体視力が橋下の鉄汁を捉える。
002. 擁壁パイプ口より 鉄汁
(1) 13.2℃ pH8.25 EC0.60
(2) 12.6℃ pH7.86 EC0.49
無色透明微鉄味微鉄臭誰も見向きもしない鉄汁を大切に拾う。
お金の掛からないおっさん達です。
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これはじろさんが反応した。
003. 用水路パイプ 鉄汁
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12.9℃ pH7.62 EC0.40
無色透明微鉄味微鉄臭
野良の割にはしっかりもの。イージス機能がしっかり働いている。ナイスです。
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Second stage
<鴨有西面の沢B>
1220 開始
入渓
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引き湯管かな?
↓
004. 岩盤割れ目染み出し 硫黄汁
10.4℃ pH7.96 EC1.37
無色透明無味微硫化水素臭
薄い硫黄ではあるがシャープな硫化水素臭を感じた。
005. 岩肌染み出し 硫黄汁
10.2℃ pH7.72 EC4.48
無色透明弱塩味微硫化水素臭
↓↑
ネガコン合流する支沢
(8.9℃ pH8.52 EC1.26)
沢床が赤茶色で気になったから測定。
ベースのECが高い。
006. 岩肌染み出し 塩水系
13.6℃ pH8.12 EC5.43
無色透明弱塩味無臭
007. 水面付近染み出し 硫黄汁
9.4℃ pH8.08 EC8.56
無色透明塩味微硫黄臭
008. 岩肌緩い斜面ワイド染み出し 塩水系
10.2℃ pH8.70 EC3.76
無色透明微塩味無臭
009. 完全水中 硫黄汁
9.9℃ pH8.44 EC0.70
無色透明無味微硫黄臭
↓↑
ネガコン沢水
(9.5℃ pH8.48 EC0.68)
ギリギリと言うか、本来アウトかも。ペットに収まったもん勝ち。
終了点で記撮
010. 水面付近割れ目染み出し 硫黄汁
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10.8℃ pH8.74 EC0.99
無色透明無味微硫化水素臭
011. 岩肌割れ目染み出し 硫黄汁
10.9℃ pH8.54 EC4.87
無色透明弱塩味微硫化水素臭
想像より商いがアリ、助かりました。
1610 レガシィ置き場着、調査終了。
アジトに戻り着替えて活動終了。
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○ 亀山温泉 亀山温泉ホテル 900円JAF割 再訪 (千葉県君津市豊田旧菅間田)
源泉名 亀山温泉 Na-塩化物・炭酸水素塩泉 総計2.70g/kg H17年 そのまま
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26.1℃ pH8.79 EC4.26
薄い黄褐色透明弱塩味微硫黄臭 弱ヌルツル感。
このパターンですが誰も文句は言わない。ONとOFFのギャップがよっほど気持ちいいのでしょう。
アジト駐車場で車中泊
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3/31(日)
Third stage
<金山ダム東南域の沢>
0735 降下開始
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右股から
001. 岩肌染み出し 硫黄汁
10.0℃ pH8.59 EC0.95
無色透明無味微硫化水素臭
しょぼい湧出だがH2S臭はしっかりしていた。
↓↑
ネガコン沢水
(9.2℃ pH8.69 EC0.93)
002. 岩肌染み出し 硫黄汁
10.3℃ pH8.64 EC0.74
無色透明無味微硫化水素臭
003. 岩肌染み出し 硫黄汁
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9.6℃ pH8.60 EC0.72
無色透明無味微硫黄臭
004. 水面付近岩肌染み出し 硫黄汁
10.1℃ pH8.84 EC0.43
無色透明無味微硫化水素臭
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005. 倒木下 岩肌染み出し 硫黄汁
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11.3℃ pH9.13 EC0.81
無色透明無味微硫黄臭
引き湯管はまだ先に延びている。
006. 岩間湧出素掘り溜まり 硫黄汁
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(1) 16.4℃ pH9.40 EC1.42
無色透明ほぼ無味微硫黄臭 薄いピンク色の析出物付 ツルツル感あり 素晴らしい浴感だ。
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帰りに浴びタイム。
無色透明ほぼ無味微硫黄臭
遠くから藤澤さんの声が聞こえたと思ったらこれだったか ! ナイスなボスキャラ。奥が深いぜ。
こんなの見たら、やはり千葉の沢は全沢全殺が必要と思った。
横の割れ目染み出し野良 硫黄汁
(2) 12.6℃ pH9.18 EC1.27
無色透明ほぼ無味微硫黄臭
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黒い引き湯管が目障りなくらいにうねうねと這っている。
間違いなく引き湯管と思うが、お二方はあまりそうは思っていない様だ。。。
007 右岸壁面染み出し 硫黄汁
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12.6℃ pH9.20 EC2.00
無色透明微塩味微硫化水素臭
008. 水面付近割れ目染み出し 硫黄汁
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14.3℃ pH9.37 EC1.60
無色透明無味微硫黄臭
引き湯管に僅かな漏れがあり白い湯の華が析出していた。
これを見てお二方もやっと鉱泉の引き湯管と言う事を信じてくれた。
ほら、だから最初から言っているじゃないのさぁ。 (的中するのは1/100くらいの奇跡ですが、、、)
009 粟斗源泉付近湧出群 硫黄汁
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粟斗温泉スタンドの源泉井 結構な距離この黒パイプで引き湯しているのだ。
一段上四角コンリート升
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(1) 15.2℃ pH9.41 EC0.57
無色透明無味殆ど無臭 蜘蛛の巣的湯華付き
岩肌染み出し
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(2) 15.4℃ pH9.17 EC1.27
無色透明無味微硫黄臭
岩肌染み出し
(3) 14.6℃ pH9.47 EC0.67
無色透明無味微硫黄臭
源泉下染み出し
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(4)@ 18.1℃ pH9.23 EC1.32
(4)A 12.0℃ pH9.28 EC1.20
無色透明無味微硫黄臭
石垣下染み出し
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(5) 16.6℃ pH9.45 EC1.02
無色透明無味微硫黄臭
水面付近染み出し
(6) 12.0℃ pH9.34 EC1.27
無色透明無味微硫黄臭
↓↑
全体との比較として
ネガコン沢水
(10.5℃ pH9.28 EC0.45)
010 水面付近はぐれ染み出し 硫黄汁
13.6℃ pH8.91 EC0.79
無色透明無味微硫黄臭
↓↑
ネガコン沢水
(11.2℃ pH9.05 EC0.43)
1100 右股最深部、記撮して戻る。
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水分を含んだら苔岩が美しそうだ。
011. ほぼ水中 硫黄汁
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19.3℃ pH9.42 EC1.29
取りこぼしをフォロー
↓↑
ネガコン沢水
(11.5℃ pH9.14 EC0.46)
これは差あり、あきらかにOK
お気に入りの石組みミニ廻し
012. 岩肌染み出し 鉄汁
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14.4℃ pH8.39 EC0.62
無色透明微鉄味微鉄臭
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コンクリート製川廻しをくぐり
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左股へスイッチ
013. あやしい溜まり 硫黄汁
12.1℃ pH8.59 EC0.65
無色透明無味微硫黄臭
↓↑
ネガコン沢水
(11.2℃ pH8.63 EC0.51)
ギリギリてことでOK
014 水面付近染み出し 硫黄汁
(1) 14.5℃ pH9.00 EC1.22
近くの溜まり水
(2) 13.6℃ pH8.98 EC1.21
015. 壁面染み出し 硫黄汁
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14.2℃ pH8.92 EC0.83
無色透明無味微硫黄臭 ストローをぶ挿しオートで採取。
016. 水面付近染み出し 硫黄汁
11.2℃ pH9.18 EC0.93
無色透明無味微硫黄臭
017. 壁面染み出し白糸 硫黄汁
12.3℃ pH9.10 EC0.87
無色透明無味微硫黄臭 糸状の湯華付
018. ポッカリ割れ目染み出し 硫黄汁
11.2℃ pH9.03 EC0.85
無色透明無味微硫黄臭+微ドブ臭
1450 左股支沢@ENDで記撮
019. 泥肌染み出し 硫黄汁
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11.6℃ pH8.90 EC0.74
無色透明無味微硫黄臭
1520 左股最深部Aで記撮して大返し
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020. 岩肌超微量湧出 硫黄汁
11.2℃ pH8.54 EC0.58
無色透明無味微硫黄臭+微ドブ臭
穿りストローを挿し置きペットで集めた。でも時間があったから結局みんなペットをいっぱいに確保した。
↓↑
ネガコン沢水
(11.4℃ pH8.76 EC0.42)
1620 粟斗温泉スタンド着
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源泉利用状況を確認したく第一村人に訊くと奥の引き湯管はこのスタンドまで引っ張っているとの事。
驚くことに集落では各個給湯していて余り分をこの温泉スタンドに当てているらしい。通りで太っ腹。
訊いてみるもんだ。 汲んでOK〜と立ち去ってはいけない危険な一例。 頭と尾を押さえる事は大切なのだ。
1630 鴨有下適切な駐車場で藤澤さんとはここで解散。
※メモ : 鴨有昭和42年〜は2019.4.21より無料開放☆☆☆イェ〜
1650 アジト駐車場に着、着替えて終了。
シーズン10 全4回のミッション全てが終了。 天候にも恵まれ無事故、無怪我で完了した。
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シーズン10の千葉の沢攻めはこれで終了です。
もしかしたら6月くらいに市街地戦があるのかな・・・来シーズンの11に続きます。では、浴びましょう。
2019.05.19 アップデート