●山形の温泉めぐり-5 フォローアップ編 2019.09.14〜16
温泉合宿3日目、9/16分。(3/3)
9/16(月)祝日 晴れ後曇り後雨
宿から一気に真室川町を目指す。
<真室町の鉱泉再調査編> (最上郡真室川町)
0810 林道入り口にじろさん号を残し
0816 少し入った林道脇にレガシィを置き調査スタート
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少し上流に歩くと・・・
おいおぃ
白い尾を引いている。 キタな。
01. 地面染み出し 硫黄
16.7℃ pH6.33 EC0.39
無色透明玉子味微焦げ硫黄臭 ツル感
派手に湧出している。のっけから出てきました。ありました。
これか昨年ロストした汁は・・・
念の為、昨年(2018.09.24)のログを重ねたが沢への進入路は同じだったが、よーく見るとギリで01.ポイント手前で引返し
あと一歩で接触出来なかったみたい。ある意味良かった。これで引退せずに済みました。
02. 擁壁染み出し下流から順に 硫黄
(1) 割れ目から析出痕しっかり
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17.8℃ pH7.19 EC0.67
無色透明微玉子味微焦げ硫黄臭 ツル感
(2) 中間部ぱっくり割れ目
15.9℃ pH7.56 EC0.41
無色透明微玉子味微焦げ硫黄臭 ツル感
(3) 擁壁後部エンドやや水中染み出し
16.9℃ pH7.52 EC0.11
無色透明無味微硫黄臭
03. 斜面上土管 鉄汁もどき
18.2℃ pH7.48 EC0.08
無色透明微鉄味無臭
鉄の析出痕で反応。
04. 水中 硫黄
17.7℃ pH7.31 EC0.12
無色透明微玉子味微焦げ硫黄臭
捨てきれない派手な雰囲気の水中。パク。
05. 岩壁割れ目染み出し 硫黄
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16.3℃ pH7.46 EC0.30
無色透明微玉子味弱焦げ硫黄臭
あるわ出るわ。ここいらで再調査のメスは決して無駄ではなかっと思ってきた。
06. 川床岩盤染み出し 硫黄
18.4℃ pH7.71 EC0.13
無色透明無味微硫黄臭
水中部からパク。
07. 葉っぱ岩染み出し 硫黄
(1)
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16.0℃ pH7.51 EC0.37
無色透明無味微硫黄臭
(2)
15.0℃ pH7.53 EC0.83
無色透明薄い硬水味微硫黄臭
細かく拾うともう一本くらい行けるかも。取りあえず2本を確保した。
08. 苔岩染み出しトライアングル 硫黄
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14.6℃ pH7.80 EC0.40
無色透明微玉子味微焦げ硫黄臭
09. 川床染み出し 硫黄
17.1℃ pH7.86 EC0.26
無色透明無味微硫黄臭
水中ぽいが丁寧に溜まりから拾う
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10. 砂防ダム付近鉄汁群
(1) 抉り岩染み出し 鉄汁
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18.6℃ pH6.98 EC0.33
無色透明微鉄味無臭
(2) ダム下左岸染み出し 鉄汁
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15.4℃ pH6.41 EC0.13
無色透明微硬水鉄味微鉄臭
(3) ダム下右岸染み出し 鉄汁
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17.3℃ pH6.46 EC0.11
無色透明微鉄味微鉄臭
砂ダは左岸から巻く
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11. 岩壁湧出 鉄汁
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17.2℃ pH6.48 EC0.07
無色透明微鉄味微鉄臭
鉄のボスかな。
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左岸から巻く
要所要所に綺麗な滝が現れる。
12. 崩れ面砂利地染み出し 鉄汁
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21.7℃ pH6.20 EC0.19
無色透明微鉄味無臭
13. 滝下右岸染み出し 硫黄
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17.6℃ pH6.40 EC0.21
無色透明無味微硫黄臭
綺麗な緩い斜度で落ちる段々滝
汁もあるし、千葉みたいな滝もあるし楽しい沢じゃん。
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滝の上部
14. 石ころ下染み出し 硫黄
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19.2℃ pH6.80 EC0.30
無色透明微玉子味微焦げ硫黄臭
15. 岩盤割れ目染み出し 硫黄
19.7℃ pH7.82 EC0.29
無色透明微玉子味微硫黄臭
16. 右岸割れ目染み出し 硫黄
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16.0℃ pH7.87 EC0.27
無色透明微玉子味微硫黄臭
昔、誰かが突いた様な気もするが根拠不足。
17. 右岸割れ目ドバドバ打たせ (セカンドボス) 硫黄
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18.7℃ pH7.69 EC0.26
無色透明微玉子味微硫黄臭
おっーこれは素晴らしい湯量。これがあるから風呂屋はやめられない。
ヒットヒット。感動した。年賀状の像に使用した。
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18. 地面岩盤染み出し 硫黄
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16.6℃ pH7.59 EC0.28
無色透明微玉子味微硫黄臭
千葉的な染み出し
19. 地面割れ目染み出し 硫黄
17.5℃ pH7.41 EC0.42
無色透明微玉子味微硫黄臭
20. 右岸苔岩ぽっかり穴ドバ湧出 (ラスボス) 硫黄
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12.6℃ pH8.47 EC0.29
無色透明微玉子味微硫黄臭
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失敗した。ここは絶好の浴びスポだった。やっちまったな。今頃になってかなり心残り感が出てきた。
"ここで浴びなかったのですか? 全く信じられません" 攻撃どうぞして下さい。。。。。
誰かこの先で新たな湧出を見つけて下さい。そしたら絡めて仕留めたいと思う。
先生の文献からこの滝の下流と読みと位置的には相関する。するとこの沢のご本尊はこれだな。
ネガコン滝前の沢水
(17.5℃ pH8.11 EC0.08)
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這い上がりその先を確認
1220 上を覗いたが淵があり前進を諦める。この位置では林道まで巻けない。
ここで引返すが、さらに上流も気になるちゃ気になる。 藤澤さんお願いします。
帰りやっぱ拾った。
21. 岩盤染み出し 鉄汁
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15.0℃ pH7.91 EC0.12
無色透明無味無臭
怪しいがビジュアルは良い。
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復路は来た沢を引き返し
砂防ダムの手前でブル道に乗りあとは林道移動で
1335 レガシィ置き場着
1338 じろさん号まで戻り、着替えて終了。(小雨パラパラ落ち始める)
一旦卒業します。
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帰路に着きながら
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22. 鉱山跡排水 鉄汁 (尾花沢市)
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14.3℃ pH5.05 EC0.35
無色透明微鉄味微鉄臭
管理事務所にひと気があったので深く調査出来ず目に飛び込んだ派手な湧出物を1本だけ汲んだが
確実の鉱区跡からの排水には違いない。真剣にやったら面白そうな鉱山跡と思った。
蕎麦屋で夜飯を食べてじろさんとはここで解散。
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清めの湯
○ さくらんぼ東根温泉 いしの湯 250円 (東根市温泉町)
Na-塩化物・硫酸塩泉 総量 1.130mg/kg 平成27年
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59.0℃ pH6.51 EC1.67
薄い色付透明微塩味弱温泉>臭素臭(8:2) ツル感
小さな浴室、体に派手な意匠が描かれているお二人さんが陣取っていたが
挨拶したら"どうぞ〜"と、ささっと引き上げくれた。落ち着いた雰囲気の地味なジモ専風。自分好み。
○ さくらんぼ東根温泉 ポケットパーク足湯 (東根市温泉町)
・足湯湯口
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55.4℃ pH7.58 EC1.81
・湯元らしき口
51.2℃ pH8.00 EC1.89
薄い褐色透明微塩味弱温泉>臭素臭(8:2) ツル感
念の為分析表確保で足湯にも寄るが掲示なし。なんてこった。
さくらんぼ東根温泉は集中管理なのかな。
空は完全に雨模様
東根ICからインして一気に帰路に着く
今年の山形にも期待出来そうだ。じろさんにはプランニング等、色々ありがとう御座いました。
2020.01.12 アップデート