●草津周辺の取りこぼしフォローアップ調査 2020.11.03

草津周辺の取りこぼしフォローアップ調査を2020.11.03 天ちゃんと実施した。

本来、藤澤さんの添付像に刺激されこの日(11/3)単発で岩手行きを敢行しようと考えたが
あまりに無謀なオペレーションなるとに気が付き、一旦延期。
おらの課題を提案したところ快諾。代案として草津行きに変更したのが背景にある。
移動距離も650km→150km程度に可愛くなりました。

そしてさらにフェスブで直近に上がった通称"監獄の湯"が世間をざわつかせたタイミングとも合いまとめて始末する事に。

夜行移動 道の駅あがづま峡で車中泊。
11/3(火)祝日 晴れ
朝、天ちゃんと合流
移動

目覚めの湯
○ 草津温泉 千代の湯 再訪 (群馬県吾妻郡草津町草津)


源泉名 湯畑
酸性-含S-Al-硫酸塩・塩化物泉 H(+) 8.91mg  遊離H2S 7.1mg  総計 1.69g/kg  平成25年
 44.0℃ pH1.95 EC4.76
無色透明強酸味微硫化水素臭 弱いフワツル感
湯畑源泉は湯の華採取ラインで沈殿成分はほぼ抜き取られている様で浴槽では濁りない。
体を温めウォーミングアップ完了。

湯畑周りを散策
 
この流れは別カウントだよね〜とほざいてる。

開湯0930の部
○ 草津温泉 千代の湯 (時間湯) 再訪 (吾妻郡草津町草津)
源泉名 熱の湯源泉
酸性-含S-Al-硫酸塩・塩化物泉 H(+) 8.92mg   遊離H2S 7.7mg   総計1.66g/kg   平成25年
    42.7℃ pH2.04 EC4.82


無色透明強酸味弱硫化水素臭 浴槽で微白青色濁り フワツル感。
本気で時間湯湯治している方と一緒になり
しきたりのお声掛けをしながら本格的な時間湯を体験できた。
おっと撮影禁止になっていた。出てから気が付いた。手遅れ。風呂屋は記撮したくなるわ。
天ちゃんはこれで時間湯経験者となり、一緒に地蔵の湯を仕留められる条件が整う。
第1ステップ終了。

時間まで草津温泉街の散策
西の河原 プラタモチックな像
  なんじゃいこりゃー
【メモ】
西の河原で新規浴槽が出来ていた。取りこぼし物件が追加となった。
待ち時間にとんでもないモノを発見してしまった。どうしょう〜
なかなか卒業させてくれない草津温泉。

開湯1100の部
千代の湯に顔を出し鍵を借り地蔵の湯へ
まさにこの時を待っていた。鍵はずしりと重く感じた。
 
入浴者は二人だけ、行くぜ独占劇場へ

○ 草津温泉 地蔵の湯 (時間湯)  (吾妻郡草津町草津)
源泉名 - 県有地蔵の湯の掲示があるが本名の掲示はない。
実態の源泉は飾られている横のスチール蓋下からの引き湯、ここだけの独自源泉である。訊いた通り現物を確認。OK。
  47.9℃ pH1.88 EC4.75
無色透明強酸味弱硫化水素臭 浴槽で薄いうぐいす色濁り フワツル感

 


草津で一番難儀した湯に浸かる。感無量だ。
記撮制限もない。勝手知った二人だけ、やりたい事やりまくり、この一湯は誠に重い。
この大きな渋い木造浴舎を条件が整った者だけが利用できるなんて・・・
とても贅沢な私たちの"しあわせ温泉時間"
天ちゃんのアシストに感謝感謝。

おおぼけネタ。借りた鍵が上着のフードの中に入り込み
カゴにあるハズの鍵無く10分程の大捜索に・・・諦め掛けたらポロリ床に落ちてきた。
手品みたい(汗)、風呂しか見えなくなった時にやらかすんです。反省だ。

【メモ】
時間湯のおやじに(昔井戸の配管屋)よると
大阪屋は独自源泉を所有しているが油分を噛んでいるらしく
建屋付随売店前のゴムシートで覆われた側溝に捨てている事を教えて貰った。
来客監視用カメラがある。さて、こいつの処遇はどないしょ。
泊して事情を話し汲ませて貰うか・・・金が掛かりそうな面倒な物件だ。


ふだん着の温泉に登場したジモ専は取り壊されていた。天ちゃん地元民にレポし確認。OK。
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第5駐車場に移動、軽く昼飯。
 
(駐車場自体は閉鎖中)
よし、次のターゲットを確保しに行くぜ。
単品かと思ったが副産物もザックザックだったので
タイトルを<大沢上部の源泉調査>にする。

1300 活動開始

一瞬アクセス路を間違えとんでも藪漕ぎ
ピンクテープを見つけ後を追う。

 

  この辺りの雰囲気は昔と一緒。

昔一世風靡した滝横の露天見ながら
下のあるのか・・・まずは下部を流す。

- 岩下染み出し ノー汲み 測定のみ
25.8℃ pH5.51 EC4.11
無色透明微Ca混じり味微温泉臭
下部にも湧出物はあったのか・・・ヤバいものを見つけちゃたな。
取りあえず後回し、どうせ後日細かく拾いに来るべゃ。
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上部域


- 岩下Ca汁露天
 見てはイケないモノががばがば出てくるではないか !
敵は常布にあり、こいつも一旦スライド。

眼前で観る生常布の滝はとてもビューティフル。
 
手分けして探すと
上から天ちゃんがあったーとのアクション。

無い無い大捜索のドツボ嵌らず簡単に見つかって助かった。

1445 通称:監獄の湯にコンタクト
○ 常布の滝横右岸 試掘坑跡? 湯溜まり 
 18.1℃ pH3.10 EC3.55
無色透明弱キシ酸味微鉄臭 弱ツル感。

 
人の後追い物件だが、出会った時から笑いが止まらんかった。
本当にちょー初めに、めっけたら爆感激したことだろう。
ポタポタ成分が長い年月をかけ鉱物系のツララや石柱が幾本も形成している。
なんじゃこりゃ、確かに監獄?か・・・こんなビジュアルは初めて、楽しいな。

 
トリガーとなったインスタ : yu_hotspringさん haga5895さんのタイムリーな情報に感謝致します。

 

帰りに良い溜まりをみーっけ
○ 大岩の溜まり 通称 : ミルクティー風呂
  20.8℃ pH3.32 EC3.41
薄い肌色濁り重い硬水系軽い金属臭 ツルサラ感
しっかり大きな湯溜まり。4人位入っても大丈夫。
雪解けから周辺は大沢川ブームなると勝手に予感。夏場はみんなで賑やかにやろうや。

○ 大岩下Ca系溜まり湯 通称 : ホワイティー風呂
 16.6℃ pH5.26 EC1.89
無色透明弱Ca味無臭
行きにやり過ごした溜まり湯。硫黄じゃないCa系の析出分なんですよ。これ。

○ 滝左岸 岩間土類系の温かい湧出 手浴
  36.9℃ pH6.42 EC3.56
無色透明弱Ca鉄味微温泉臭
冷えた手を温めた。この温さはマジ助かる。

1600
- 滝横の湯 再訪
今回はパス、天ちゃんの撮影係り 

 
1655 駐車場着
日も暮れて大沢川の調査はこれで終了。



草津を後にする。
夜飯して
× 仕上げの湯に林共同湯を持ってくるが
コロナ対策で営業時間内にあってもジモ専化していた。パス
浴舎が移動してから全くタイミングが合わない。

結局、仕上げの湯は
○ 吾妻峡温泉 道の駅あがつま峡 天狗の湯 420円 再訪  (吾妻郡東吾妻町三島)
源泉名 吾妻峡温泉
Ca・Na-硫酸塩・塩化物泉 総計 2.33g/kg  平成22年 
  43.6℃ pH7.24 EC2.92
無色透明僅かに塩味僅かに臭素臭 ツル感
仮設時に比べ浴槽ではあんまり個性を感じなくなっている。

 ここで解散。
大沢川は5日後の第二次調査に続く。
 

では、浴びましょう。

                                        2021.01.10 アップデート
                                                                                       2021.01.16  一部修正、追記


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