●シーズン12 千葉の沢攻め(1) 2021.02.06〜07

毎度毎度の藤澤さん、じろさんと2021年1回目の千葉の沢攻めを実施した。
今シーズンはこれが初陣です。

2/5(金)夜行移動
なんと!いつものアジトが感染拡大防止策として閉鎖中、周辺ダム湖の駐車場も軒並み閉鎖中と先発隊から報を受ける。
仕方なく道の駅君津で車中泊。

2/6(土) 晴れ
0800 活動開始
移動
<Fast stage>
神明川 西エリアの沢の調査(2020年の続き編) (鴨川市)
0855 スタート

 



・ 倒れた木の下 しっかり鉄汁
  15.1℃ pH9.06 EC0.71
無色透明微硬い鉄味微鉄臭
これが下流でみた鉄色沢床の元か? だったら凄い存在感だ。

・ 岩盤割れ目 鉄汁3兄弟
  


(1)15.0℃ pH8.36 EC0.71
(2)13.5℃ pH8.20 EC0.70
(3)14.3℃ pH8.02 EC0.72
ともに無色透明微硬い鉄味微鉄臭 鉄汁の割にはECが高めの傾向

参考値 沢水ネガコン
(7.6℃ pH8.52 EC0.25)
ネガコンからも汲み汲みした鉄汁に妥当性はあったと判断できる。

 

 節目だったりエンドポイント記撮

 奇妙な空間

1250 車置き場に戻りFast stage終了


中途半端な時間だったから次回調査域の神明川の下見&移動し
時間調整でショートコースの
<Second stage> (鴨川市成川 川谷堰ダム下流域)
1410 スタート
 
入渓後非常に弱いオーラだが硫黄汁が現れる。
期待できるのかな。

・ 壁面染み出し 透明な汁
  9.5℃ pH8.17 EC0.91
無色透明無味無臭
より所はECの差のみ 怪しい汁だ。
↓↑
沢水ネガコン
(8.4℃ pH8.31 EC0.50)

・ 僅かな染み出し 硫黄汁
  8.2℃ pH8.69 EC2.09
うっすら着色が有る様な透明微塩味微硫黄臭


1545 Second stage終了


---------------------------
道の駅に戻り着替えて本日の活動全て終了。
いつもの流れで風呂&飯となるが・・・
亀山温泉ホテルがコロナで入浴時間を短縮営業している。
1130-1500(受付終了は30分前まで)なんてこった。困りました。

先、飯をすることにし新規開拓で近場の山ももへ
アクセス路の看板に秘湯の文字 ??? 秘境の間違い ??


まぁ飯目的だし、ちょこっとまさかも意識し店屋向かった。
ちょーど店は終了したばかり、また"喜楽"かぁ〜と頭を過ったが
おやじと話していたら、なんとなんと !
井戸があり色付き水の風呂があると言うではないか! もちろん浸かれる。飯も食える。
迷わず風呂+飯付きでお願いした。

仕上げの湯
○ 片倉ダム笹温泉 山もも 入浴料1000円 (君津市笹)
 
 

    15.8℃ pH8.54 EC1.13
薄い黄色透明ほぼ無味ちょっと泥臭 弱いヌルツル感。
12年千葉に通っているが、この手の半モグり的な風呂にはめったに出会うことはない
から貴重な1湯だ。


亀山温泉ホテルの時短がなければ、多分出会えなかった。
ばかコロナがプラスに転じた珍しい例。ナイスです。
風呂の営業は大々的にやっていないから浸かるには事前の根回しが大切と思う。
+2000円の食事をしているので山ももで計3000円の消費。
人数が集まれば風呂のみで行けるとおやじが言っていた。
こりゃー確かに秘湯だ。看板に偽りなし。旬菜料理 山ももフェスブにページはあるが風呂情報の記載はない。

 

道の駅君津で車中泊
---------------------------------------------------
2/7(日) 晴れ
起きて移動
二日目も2020年の続き物件の繋げ作業。
通称:二入の沢(二入の南の沢)
0840 スタート

   リップギリギリの横ばい
蔓(つる)をロープ代わりに降下

・ 苔岩盤割れ目染み出し 硫黄汁
    10.9℃ pH8.15 EC1.00
薄い黄色透明無味微硫黄臭
色付き水文句なし。やっぱこうこなくちゃ。丁寧に汲む。
↓↑
念のため沢水ネガコン
(6.5℃ pH8.57 EC0.43)



・ 岩盤割れ目 超微量湧出 硫黄汁
    8.2℃ pH8.64 EC1.00
弱黄褐色透明無味微硫黄臭
気合いで汲み汲み。色付き水はマジで行きます。
ショートの沢で硫黄汁2本は大成果かな。

1130 メインの沢に突入


・ 水中溜まり 硫黄汁
  7.4℃ pH8.07 EC0.53
無色透明無味弱硫黄臭
接近の50mくらい前から良い香りを放っていたが
水中のクサレだった。適当にスポイトをズボズボし汲み。
↓↑
沢水ネガコン
(6.4℃ pH8.07 EC0.49)
差が弱いから浴びはパス。

  とんでもない悪路〜


斥候の藤澤さんから前進不能の合図、≒沢の2/3を残し二入の沢は終了。

引き返そうとしたところ
壁面に見てはいけない、ちょーしょぼい鉄汁痕
先に行けないむしゃくしゃした気分を鉄汁壁にぶつけ

・ 苔岩染み出し超×2微量湧出 鉄汁
  11.1℃ pH7.48 EC0.92
無色透明微鉄味微鉄臭
ECが振れているOK。500mLペット満タンは20〜30分コースだったが結構まじめに汲んだ。



帰り道
・ 岩盤割れ目 透明汁
  6.9℃ pH9.04 EC0.51
無色透明無味無臭
色付も認めない。怪しい汁だがpHを拠り所に良しする? か!?
↓↑
ネガコン沢水
(7.2℃ pH8.01 EC0.49)

 



※ 小糸川に戻って右岸上部から落ちる茶水垂れ流しは
湯元が二入ばあちゃんちの井戸からと言う判断になり
新規ではなく過去に確保済物件で解決。

・ 小糸川右岸壁面染み出し 鉄汁
  13.0℃ pH8.06 EC0.23
無色透明無味微鉄臭
スペック的には本来のあるべき姿の鉄汁。

 
1510 車置き場に戻り沢の調査は終了。

人けの居ない場所に怪しい外人が乗る車が3台停車していた。
窃盗しバラした家畜か、はたまた人の死体遺棄をしていたのか? どちらか凄く気になる・・・
--------------------------------------
基地の清和公民館に戻る途中で怪しい溜まり池を確認。


・ 田んぼ奥の側溝割れ場湧出 茶水
  18.1℃ pH8.79 EC1.66
弱黄褐色透明無味弱茶水臭
見立て通りナイスな茶水池だった。茶水を見るとなんだか萌えてくる。出会えてとても嬉しい。
田植え前に田んぼに溜まる液体は要チェックと教えてくれた1本だ。
※アースでも濡れ濡れ状態が確認できました。

1550 基地に戻り終了。
出遅れ気味に始まったシーズ12 千葉の沢興行1回目、無事終了。
怠けた体にはキツいムチ行為だった。



では、浴びましょう。

                                        2021.06.26 アップデート


Back Home