●群馬県 万座周辺の取りこぼし掃討作戦Part3 2013.06.29〜30

じろさんと万座へ
キツイ調査シーズンが始まった。

とにかく、有ろうが無かろうが沢を点ではなく、線で調査しコンプリートを目指すやり方
温泉=癒し なんて言葉全く無い。 常に博打です。

やるか!! 0730活動開始

38の湯 再訪 

良い泉質の8の方はちょろちょろになっていた。 再確認は大切だ。

熊池

斬り込む前、熊池の女神さまにご挨拶。

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明神沢

沢の様子

よく滑る沢

明神沢の上部
 上部滝手前 9.5℃ pH8.59 EC 0.01
今回調査の終了点

水源 9.9℃ pH9.43 EC 0.03


この水源は今も生きている。導水管によって万座温泉地区へ引かれ貴重な水資源になっている。

明神沢 収穫なし、空振り。

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黒湯沢

沢の様子
 
明神沢より良く滑る。汁気もなくヨレヨレになった。



出会ったのはオレンジ色のお化け・・・・だけ

水源
 11.0℃ pH5.29 EC 0.05
ここも、どこかの水源になっている様だ。

風呂やにとって黒湯沢は、ある気がしない、名前負けしている沢だった。 収穫なし、空振り。

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奥万座川に戻り遡上開始
このルートで確実に駐車場まで戻れるかは不明、退路を確保しない、何とかなるべ !! で前進

奥万座川温泉群

1. 酸性-含鉄のたまり
 14.0℃ pH2.09 EC 0.99
ネガコン(横の奥万座川) 16.4℃ pH3.17 EC 1.02  ↑川と色の違いでも判る。OK

沢の風景
 
この沢に入ると滑らなくなる。歩き易い

2. 赤茶色 鉄泉
 13.7℃ pH5.02 EC 0.05
本流とは別に赤茶色の沢になっている。

沢の風景

3. 黒沈殿のありの硫黄泉のたまり
 21.1℃ pH4.35 EC 1.11

4. 岩の割れ目ちょろちょろ
 16.4℃ pH6.07 EC 0.65
硫黄泉、薄い 湧出量が少ないのが残念

沢の風景

なんだか知んないけど、この沢、いいんじゃない。汁気ぷんぷんだ。

5. 岩の割れ目ちょろちょろ
 20.3℃ pH6.59 EC 0.70
万座まで来て使いたくないものだが、汲むならポンプが必要


6. 湯溜まり黒沈殿の硫黄泉

   17.0℃ pH7.03 EC 1.63
湧出量が少ないのか、フレッシュ感が弱いが、浸かちっやえ!!

7.  6.の溜まり横の浸み出し硫黄泉
   19.1℃ pH2.93 EC 1.18
                                      ぴょん〜

8. 鉄冷鉱泉ちょろちょろ
   14.0℃ pH3.63 EC 0.52
鉄はパス傾向だが、この沢のFeは素性が良いと思う。      ぽちゃん〜

6.7.8 近くにあったので、まとめて浴びる。

奥万座川 大混合泉

余裕こいて、ちょいとクールダウン。20℃くらい、イケる。

この先、、、大物が現れそうな予感・・・・・・

9. 川横、茂み下からの浸み出し
 20.8℃ pH6.54 EC 1.63
ちょろちょろ硫黄泉

10. 岩盤割れ目より浸み出し
 16.1℃ pH7.12 EC 0.85
ちょろちょろ硫黄泉

11. 熊四郎の湯    〜女神の微笑み〜
     21.4℃ pH4.77 EC 0.68
下流から像                       上流からの像                   
底からも湧いていて測定値よりは快適。
一段上がった所に朽ち果てた湯小屋、湯小屋の中に手書きの分析表あり 熊四郎の湯 (昭和47年1月??←剥離判読不明)
銅粉、石楠花、早蕨とコレクションしているならば、熊四郎も確保しておきたい一湯ではないだろうか。
埋もれたエビデンス付きの一湯。
掃討作戦-1,2,3、最大の目玉、成果と思う。
実に素晴らしい !!

12. 岩の隙間から黒沈殿あり
 21.2℃ pH3.85 EC 1.04

13. 岩の隙間から
 16.9℃ pH3.71 EC 0.97
万座らしい泉質だが湯量少ない。

沢の風景

擁壁が現れ、ここまで来ると何とかなりそうな気分になる。

14. 擁壁上からのおこぼれ
 19.9℃ pH3.71 EC 0.97
無色透明無味に近い無臭 出所不明だが、上部の生活排水ではないと思う。

15. 岩の下からの浸み出しちょろちょろ黒沈殿
 21.6℃ pH6.08 EC 2.16

沢の風景

ベースキャンプの駐車場まではあと少し

16. 擁壁から2本、ピュアな硫黄泉
 (左) 18.6℃ pH6.92 EC 0.57  (右) 19.0℃ pH6.83 EC 0.56
まとめて1本 !!

17. 白黒ちょろちょろ パンダ 周辺同様の湧出個所あり
   30.3℃ pH6.00 EC 2.13
湯量が少ない

沢の風景

安堵感やら、馬鹿さ加減で笑っちまう。

18. 擁壁パイプ  下から
 
(1)藻 無色透明無味無臭 湯量そこそこ                          23.6℃ pH5.14 EC 0.35
(2)白い湯の華付き 薄い硫黄泉 湯量そこそこ                         24.7℃ pH5.40 EC 0.44
(3)少し鉄味、酸味はそんなに感じない、時間経過で鉄沈殿あり         28.6℃ pH2.83 EC 0.83

狭い区間で個性のある3源泉

19. 墨汁の小池 周辺同様の湧出個所あり、見た目より薄い
     データ未測定


1630 作戦終了     奥万座川 H2S濃度センサーに感ナシ (10ppm以下)

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20.  万座温泉 松屋 700円 (群馬県吾妻郡嬬恋村干俣)
   60.0℃以上 pH2.39 EC 2.51
ラジウム北光泉  遊離硫化水素 41.8mg
風呂場の窓開けたら、木のフレームが外れた(汗汗) 宿は少し脱力系
木の湯船はいい感じ、 筋肉痛に効く〜
お疲れさま〜

6月30日へ

                                                            2013.07.14 アップデート
                                                            2013.07.15 一部修正、一部追記


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