●長野県 上田市の源泉調査 2014.07.12〜13

7/12(土)-13(日)
じろさんに喝を入れられ前回に引き続き
長野県上田市周辺の沢を調査してきた。

7/12(土) 晴れ時々曇り
第二ラウンド
0740 活動開始 モチベーションも高く気分は戦闘開始状態だ。

No.1〜拾った順
今回も沢底以外、確認できる湧出は片っ端から拾いまくり
前回とのダブりはナシ、シャフト内は全て新規モノです。勘定はどうするか個人にお任せ。
自分はありのまま、確認した湧出を記載する。

"オレンジ色のエクスタシー"編

基本、無色透明な鉄泉の自然湧出
(強弱はあるが+炭酸付きの湧出が多かった)

やっちまった!!
 
戻ってGPSデータを確認して気が付いた。とんでもない落し物。 こんな派手な湧出なのに現場で勘違いして取りこぼした。
沢がまた、戻って来いと言っているような・・・・

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支流-第3シャフト 登山道と平行する沢
 9.8℃ pH9.05 EC0.01
前回未測定だったので測定
少し上がって確認したが色気なし、EC値低
OK パス
これで心置きなく前回の未調査部分に集中できる。
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メインシャフトとの合流点  ネガコン
 (12.1℃ pH8.56 EC0.25)

1. 熊の湯 分岐手前、草むらに広がる湧出
 11.1℃ pH8.30 EC0.11
微炭酸付き
前回は出ていなかったと思う。

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支流-第2シャフト 熊出会い沢

国地理に水線がない沢
前日に降った雨のせいか知らんが沢全体が鉱物臭に覆われている。
実に期待が膨らむ。

さて、始めよう。

2. 岩の脇から染み出し
  9.6℃ pH6.36 EC0.18
含硫黄、しっかり炭酸-鉄泉  結果貴重な固有泉だった、素晴らしく良い泉質だ。
読み通りドンぴしゃ、流石師匠 !!

沢の様子
 これを見て勝利の手応え
もう川床が変色しているじゃん


3. 倒木下染み出し
 11.9℃ pH6.34 EC0.15

4. 斜面からの染み出し
 16.4℃ pH6.46 EC0.30

5. 苔団地
  16.5℃ pH6.65 EC1.17
しっかり炭酸付き 苔団地のスペックは良い傾向にあるようだ。

6. 沢横染み出し
 9.0℃ pH7.30 EC0.29

木々がなくなり視界が開けて来ると

7. ボスキャラ手前 鉄山上の湧出
  10.2℃ pH7.42 EC0.17
成分は見た目より薄い  鉱山跡地?と思うくらいに赤茶色の小山が眼に飛び込む。 なんじゃこりゃ〜

8. ボスキャラ 鉄析出物ドーム
  8.1℃ pH7.13 EC0.13
これも見た目より薄いが、、、像が、、、不思議な空間に出会い しばし呆然

 

9. 広い赤茶色の斜面 上部染み出し
  8.0℃ pH6.69 EC0.13
微炭酸付き

沢の様子

支流-第2シャフト 沢上部 ネガコン
 (13.9℃ pH5.33 EC0.29)
ここから上流は川床が綺麗
頼むから終わって・・・くれた。
上流に緩やかな滝もあるし、ここでや〜めた。

脇からの流れ込み
 (9.5℃ pH5.30 EC0.17)
特徴なし、パス

復路

10. 赤茶色斜面脇からの湧出
  9.3℃ pH5.23 EC0.09

11. 熊笹の中の溜まり  笹の湯
  10.7℃ pH5.57 EC0.15
冷たい鉄泉 さっぱり、サラサラ感あり      溜まりがあればヤリます。


1220 出会いに戻り
↓繋ぎ沢移動
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休憩し
1300 ステージ2へ 
未踏の第1シャフトへ突っ込む   ちょっとじろさんが病みあがりで苦しそう。。。


鉄の染み出しあり、ここも期待が出来そうだ。

12. 苔岩から染み出し
 19.9℃ pH6.38 EC1.79

13. 沢横岩間より湧出
 16.4℃ pH8.07 EC0.69

沢の様子

他のシャフトに比べ障害物が多く、交わすのがめんどくさかった。

14. 沢脇から湧出
 13.0℃ pH7.73 EC0.57

 
電池切れ寸前、ぐったりじろさん、頑張れ!!

15. 沢脇から湧出
 12.9℃ pH7.47 EC0.49

16. 岩の下から大きな広がり
 17.0℃ pH7.13 EC0.74

17. 苔団地
  15.2℃ pH6.99 EC1.24



体力はもうギリギリ。。。それでも湧出ニンジンで老体にムチ打ち、失礼!! 病態にムチ打ち前進する。
上流に花輪の首飾りでも持ったねぇーちゃんでもいればなぁ・・・

18. 沢横岩の下から湧出
 11.1℃ pH7.74 EC0.54

沢の様子

19. 沢横大きな広がり
 17.1℃ pH7.43 EC1.09

20. 岩間から湧出
 9.5℃ pH7.26 EC1.66

21. 地面からの染み出し
 15.2℃ pH7.70 EC1.03

22. 岩下から湧出  露天付き 岩の湯
  12.9℃ pH7.65 EC0.56
二人は浸かれるほどの露天、           さっぱり気持ちいぃ〜
確認できた中では一番大きな湯船  源泉風呂が脳内を刺激しエンドルフィンを一気に放出、効く〜
温度なんて関係ない。 メイドイン自分が大事なんじゃ!!

23. 斜面析出物より染み出し
  14.6℃ pH7.15 EC1.09

24. 岩の下から染み出し
 14.3℃ pH7.48 EC0.83

25. 石の下から
 18.0℃ pH7.04 EC1.29

26. 岩間から染み出し
 18.1℃ pH7.34 EC1.36
ここまでの湧出にも反応する。


27. 祠から湧出   祠の湯
 

 15.4℃ pH7.94 EC0.79
ここはちょっと神秘的な雰囲気がある。

28. 岩の下から湧出
 12.9℃ pH7.42 EC0.25

29. セミくされ苔団地
 15.0℃ pH7.04 EC0.97
綺麗な苔団地化していない。

30. 沢横岩肌から湧出
 17.6℃ pH7.32 EC1.41


31. ミニ滝横から湧出 合流点の付根
 19.1℃ pH7.38 EC1.64

全体に炭酸付きが多い、
浴びる時ペットを開けるとシュ、シュと弾ける音を確認できる位。
手の抜けない沢である。

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第1シャフト 上流に向かって左の支流 ネガコン
 (14.6℃ pH8.87 EC0.31)
少し上がって、様子を確認して調査終了
綺麗な川床、"これ以上先は無い"と言い切れないが
左はここで終了にした。
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ここからは上流に向かって右の沢の調査

32. 沢の横の湧出
 12.4℃ pH8.85 EC0.13

33. 緩い二段滝横の湧出 右側
 14.6℃ pH7.51 EC2.26

滝を越え

ここいらで更に独特の香りが漂う
(鉱物臭+硫黄臭混じり)

34. 白い析出物の滝 (鉄+硫黄+Ca?)
  14.8℃ pH5.01 EC0.43
なんじゃこりゃ〜のビジュアル。 白いラインが美しい。 固有泉 見た目、臭気、放つオーラで震えた。

35. 白い滝入り口横の染み出し
 10.9℃ pH5.85 EC0.95
滝を見た後だと少しショボイ

36. 今回最上部の湧出地 地面から染み出し
 10.4℃ pH7.98 EC0.67
この周辺もしっかり炭酸を確認できる位

上部の沢水 ネガコン
 (12.8℃ pH5.76 EC0.08)
※時間配分を考え、今回の調査はここで一旦終了。
デカイ取りこぼし?! もあった事だし、沢床もまだ着色している。
次回は、+αを付けて続きをやることになりそうだ。
本当にここの沢、どこも、とんでもないスペックを秘めている。

右部の終了点で記撮

1710 メインシャフトとの出会い

明るい内に戻ってこれて良かった。あとはゆっくり油断せずにベースキャンプを目指す。
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帰り道
自分が拾っていない登山道上にある取りこぼしをフォロー

37. 前回枯渇していた大岩脇の染み出し
 12.0℃ pH7.51 EC0.10
タイミングなんですな。ゲット

沢の様子

これは枯渇
 N/A

38. ベースキャンプ駐車場近くの湧出
 14.8℃ pH7.10 EC0.28
弱いオーラ、クサレ気味

1810 ベースキャンプ着
調査時間延べ10時間半。疲れたーお疲れ〜

支流2本のシャフトでまさかここまで拾えるとは
じろさんの予言恐るべし、前回は勝手に終了させてしまい失礼しました。
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真田温泉 健康ランドふれあいさなだ館 500円(上田市真田町長)
 41.9℃ pH9.08 EC1.33
無色透明無味無臭+消毒臭
微ツル感アリ 測定値もさほど変化ナシ

菅平ダムで車中泊
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7/13(日)曇りのち雨 午後 曇り

続き7/13(日)

では、浴びましょう。

                                                      2014.07.27 アップデート


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