●Season7 千葉の沢の鉱泉調査(5) 小櫃川編 2016.03.26〜272016.03.26(土)〜27(日)
藤澤さん、じろさんと
千葉県小櫃川上流域+支沢の鉱泉調査をしてきた。
シーズン7 千葉の沢の鉱泉調査(5) 小櫃川上流域編、今シーズンのラストマッチ。
3/25(金) 夜行移動
いつもの亀山湖静かな駐車場で車中泊
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3/26(土) 曇り後晴れ
0740 宿より移動
0825 入渓調査開始
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小櫃川本流 (千葉県君津市)
【Kブロック SS】 下流から上流へ
まずはJブロックに繋げる作業から
1. 岩肌染み出し 鉄
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8.6℃ pH7.76 EC0.67
無色透明微鉄味微鉄臭 眠りの小五郎ならぬ、ポンプのじろしょー、美しい屈みのポーズ。
↓↑
ネガコン
(7.9℃ pH7.71 EC0.35)
前回の終了点に繋げて記撮
1本のみ
前回のエスケープルートで一旦国道465へ
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【Lブロック SS】 上流から下流へ
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確保済、鉄溜まりを通過して
2. 岩肌染み出し 鉄
11.2℃ pH7.69 EC0.33
無色透明微鉄味無臭
支沢を確認、ナシ。
深みは長靴を脱いで前進。
3. 岩の割れ目染み出し 鉄
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11.2℃ pH7.87 EC0.24
無色透明微鉄味無臭 シーズン7から投入したストローは大活躍。けど鉄のストローは辛いわ。
4. 岩の割れ目染み出し 硫黄
13.0℃ pH7.61 EC0.47
無色透明無味微硫黄臭
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川の雰囲気
遥か・・・
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床の鉄色に反応して脇の水路へ
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手掘りトンネルを抜け
5. 側溝塩ビパイプ 鉄
10.1℃ pH7.60 EC0.46
無色透明微鉄味微鉄臭
こいつが川床を派手に着色させていた。鉄は僅かな湧出でも床を染める。人気の無い分アピールはしっかりだ。
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本流に戻り
6. 岩肌染み出し 鉄
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11.0℃ pH7.65 EC0.30
無色透明微鉄味微鉄臭 オレンジ色がしっかり。ミニボス
7. 岩肌染み出し 鉄
11.6℃ pH7.56 EC0.24
無色透明微鉄味微鉄臭 ※レポートではNo.7はMブロックSSで記録したがLブロック SSが(正)
深みで廻しはパス出来ず大きく迂回する。
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【Mブロック SS】 下流から上流へ
8. 砂地染み出し 鉄
10.0℃ pH7.82 EC0.09
ほぼ無色透明無味無臭
9. 砂地穴から染み出し 鉄
11.9℃ pH7.55 EC0.08
ほぼ無色透明無味無臭 まさか掘削自噴ではないと思うが穴から出ている。
10. 草地染み出し 鉄
13.0℃ pH7.24 EC0.18
無色透明微鉄味微鉄臭
11. 鉄テーブル 隠れボスキャラ 鉄
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10.4℃ pH7.40 EC0.30
無色透明微鉄味微鉄臭 ビジュアルもOK 人物比
12. 砂地染み出し 鉄
10.0℃ pH7.45 EC0.21
無色透明微鉄味無臭 No.11.の近く、勢いで確保。
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L-Mが繋がる。 記撮
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【Nブロック SS】
13. 砂地染み出し 硫黄
14.1℃ pH7.24 EC0.52
無色透明無味微硫黄臭
さりげなく硫黄、今となってはかなり貴重な存在。
川幅が左右完全に広がり深みと前進不能、終了。
SS終了点。 適当に這い上がり
車道を移動
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第3駐車場をベースに
【Oブロック リエゾン区間】 下流から上流へ
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堰まで確認。
拾いモノなし。 これで本流上流域の調査は終了。
長かった〜お疲れ〜
メインバンドを外れると硫黄はすっかり息を潜め鉄ばかりとなる。
困った時の鉄、まぁ無いよりはマシと考えよう。
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時間が余ったので
脇の支流 四郎治沢を少しかじる。 (千葉県君津市蔵玉)
14. 岩盤染み出し 鉄
13.0℃ pH7.53 EC0.63
無色透明微鉄味無臭
沢の雰囲気
15. 岩盤割れ目染み出し 鉄
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10.6℃ pH7.66 EC0.55
無色透明無味無臭
16. 岩盤割れ目染み出し 鉄
8.5℃ pH7.61 EC0.65
無色透明無味無臭
翌日引き続き調査することにして
1720 本日の活動終了。
※このイントロ調査があとでとんでもない大ボケになる。
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清めの湯
〇 七里川温泉 いろりの宿七里川温泉 700円 再訪 (君津市黄和田畑)
総計0.69g/kg HS(-) 1.1mg H2S 0.2mg H17年 変更なし
内湯
右湯口
(1) 52.4℃ pH7.85 EC0.60
無色透明無味微硫黄臭
沢水加熱野良源泉
左湯口
(2) 48.1℃ pH8.13 EC0.97
無色透明僅かに甘味微硫黄臭
これが分析表の源泉
露天湯口
(1) 51.3℃ pH8.26 EC0.61
無色透明無味微硫黄臭
沢水加熱野良源泉
玄関 湯モニュ
(2) 14.7℃ pH8.45 EC0.92
無色透明微渋味弱硫黄臭
非加熱本物の源泉垂れ流し、もちろんこれが一番良い。
建屋横壁面の流れ
(1) 14.7℃ pH8.48 EC0.57
無色透明無味微硫黄臭
O/F? 非加熱の分投げ水、前回の心残りを確認。
なるほど野良と正規の2源泉体制で運用中な訳だ。これで納得、解決じゃ。
ECを測定する事で色々と見えてくるものがある。
亀山湖静かな駐車場で車中泊
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3/27(日)曇り
第3駐車場に移動
0740 活動開始 支沢 四郎治沢の調査 (千葉県君津市蔵玉)
再入渓
昨日の調査済をやり過ごし
やる気マンマン気合い十分でSSへ突入、水線から読むとかなりの長丁場になる沢だ。
17. 岩肌染み出し 鉄
7.4℃ pH8.72 EC0.19
無色透明無味微鉄臭
18. 岩肌割れ目染み出し 硫黄
11.3℃ pH8.27 EC0.77
薄褐色透明無味微硫黄臭
19. 岩肌割れ目湧出 硫黄
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12.6℃ pH8.56 EC0.68
薄褐色透明無味微硫黄臭 教科書通りの湧出シーンだ。
20. 岩肌染み出し 硫黄
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9.5℃ pH9.05 EC0.81
薄褐色透明無味微硫黄臭
廻しは左岸から巻き
開け側
21. 鉄バンド
湧出地帯全体像
(1)左岸 21←通しNo.
13.9℃ pH8.31 EC0.42
無色透明微鉄味弱鉄臭
(2) 22
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14.0℃ pH8.03 EC0.44
無色透明微鉄味弱鉄臭
(3) 23
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13.9℃ pH8.06 EC0.44
無色透明微鉄味弱鉄臭
(4) 24
13.7℃ pH8.10 EC0.45
無色透明微鉄味弱鉄臭
(5) 25
13.8℃ pH8.02 EC0.43
無色透明微鉄味弱鉄臭
(6) 26
12.0℃ pH8.02 EC0.43
無色透明微鉄味弱鉄臭
(7) 27
13.7℃ pH7.97 EC0.46
無色透明微鉄味弱鉄臭
(8)右岸 28
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12.7℃ pH8.15 EC0.54
無色透明微鉄味弱鉄臭
(1)〜(8)湧出はしっかり、周辺はほんわり温泉臭が漂ういい雰囲気。
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溜まりでやる。 1〜8は全部浴びておいた。 カウントは各員にお任せ。
倒木帯をかわす。
ちょいと休憩
上流部ネガコン
(7.6℃ pH8.43 EC0.16)
沢の最深部ネガコン
(8.4℃ pH8.43 EC0.17)
終了点で記撮
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帰りに拾う
22. 岩割れ目染み出し (29) 鉄
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13.9℃ pH7.84 EC0.36
ほぼ無色透明無味無臭
鉄バンドの上流部にある、はぐれくされ鉄、オーラ弱し。
↓↑
ネガコン
(10.4℃ pH8.11 EC0.25)
ギリギリ? 勢いで頂き。
お約束の黄昏じろさん
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1550 第3駐車場に戻り終了。
活動時間約8時間也 達成感あり、満足満足。
※ 解散前に沢の名前を確認することに
自分の地図を開くと"四郎治沢" ???? おゃぉゃ、何かイャな予感。
じろさんの地図を見ると調査済オレンジ色のマーカーが !!!! ヤバい?!
温泉地再訪の騒ぎどころではない。
なんと、新規と思っていたら沢地再訪のダブり調査をしてしまった事がここに来て発覚した。
活動中は誰も全く気が付かなかった。
調査史上最大級のおおぼけをやっちまった。
昨日寝る前に復習で地図を確認しておけば良かったが・・・時既に遅し。。。
(2014年Season5 千葉の源泉調査-1 2014.01.25〜26で26日に実施済)
気を取り直し確保データを精査すると
二重拾いはNo.18,19の硫黄とNo.21の鉄バンド。 No.14の鉄は前回入口付近で拾った鉄とは別モノ
ダブり拾いはかわいいもんだが、全く気が付かないでやった鉄バンドの二重アビは大馬鹿だわ。
これを反省、是正して次回シーズン8も頑張りましょう。
しかし、湧出ブツは絶対ではなく、枯渇したり新たに湧出していたりと表情は刻々と変化している。
千葉の沢でネタが無くなったら時期をおいての再訪もありかも知れない。<参考データ : 2016年 シーズン7 小櫃川上流部活動ログ全記録>
是正案1
では、浴びましょう。2016.04.16 アップデート