●鳴子周辺の温泉調査-1 2020.11.21〜23 

鳴子周辺の温泉調査-1 2020.11.22 合宿2日目
こう見えて鳴子は生粋の新参者です。

11/22 (日) 晴れ時々曇り 合宿2日目

    朝食

 
鷹の湯温泉をゆったりチェックアウト

○ 川原の湯っこ温泉 自然湧出数ヶ所 (秋田県湯沢市)
 
源泉名 川原の湯っこ温泉 
Na-塩化物泉  総計 1012.6mg/kg  平成20年
(小屋に掲示してある分析表は陽・陰イオン部が欠落、未完全)

・擁壁隙間染み出し
 43.5℃ pH6.77 EC1.52
無色透明無味微温泉臭

・擁壁下染み出し
 52.5℃ pH7.02 EC1.87
無色透明無味微温泉臭

・川原の溜まり
 N/A
無色透明無味微温泉臭 ツル感

<秋ノ宮地区を調査>
○ 根木(ねっこ)温泉(仮) おこぼれ汁 (湯沢市秋ノ宮根木)
  35.9℃ pH7.69 EC1.77
無色透明無味僅かに温泉臭 ツル感
タンクを目印に接近、公民館らしき裏手に汁が出てた。
故にその建屋には浴槽がある。ジモ専? 分析表を手に入れたいところだ。

○ 荒湯入口の送湯パイプおこぼれ (湯沢市秋ノ宮)
  44.0℃ pH3.61 EC0.26
無色透明無味造成臭
エア抜きバルブから湯が吹いていた。
湯元不明だが有難く確保。こう言う渋いおこぼれは好き。
配管は集落方向へ伸びている。かなりの湯量を送っている。
どこで利用しているのだろうか気になります。

1日目は宮城県の荒湯地獄、本日は秋田県湯沢の荒湯です。
<荒湯の調査> (秋田県湯沢市)

 

○ メイン地獄地帯合わせ汁
 55.7℃ pH2.92 EC0.50
無色透明酸味微明礬臭
なんとなく足場が軽い、ボッケが怖く足が重い。
 地べたが十分に温かく岩盤浴でカウント。
じろさんは細かく拾ってました。勘定は各個おまかせ。

○ 奥荒湯
 
(1) 38.2℃ pH2.67 EC0.94
無色透明酸味微明礬臭
(2) 53.6℃ pH2.70 EC0.72
無色透明酸味微明礬臭
(3) 60.℃以上 pH2.74 EC0.82
無色透明酸味微明礬臭
地獄地帯はボッケに落ちた弱気の虫が疼くが
煙の先に現れる新規の地獄帯見たさの好奇心が打ち勝ち
弱気を吹き飛ばし前進する。

○ 中荒湯
  60℃以上 pH3.33 EC0.18
無色透明無味微明礬臭
地獄帯の総評としてメインのボコボコ地帯以外に
よく見ると上部にも野良的湯煙りは上がっている。
地中深くの温泉成分が湧出しいると言うより
表層の雨水や湧水が地熱で温められ汁化している状態と推察した。

  たそがれじろさん

メイン地獄に戻り湯の流れを追い下流へ
○ 岩横染み出し
  54.4℃ pH2.85 EC-湯気判読不明
無色透明酸味微明礬臭
湯温が高く長靴内部でもしっかり温かさを感じる。
サンダルや通常靴だったらこのジャブジャブ動きは出来ない。

 この穴の先に・・・

○ 砂防ダム 湯だまり大露天 
荒湯混合泉
 39.5℃ pH2.73 EC0.60
無色透明無味弱温泉臭 ツル感

 
待ってました。読み通りここはオラの出番。
適温化した巨大露天を頂く。これがあるから風呂屋はやめられない。

× 地熱発電井の確認
  最近設置された感じの巨大な井戸 漏れナシ

× 高倉沢の温泉マークの確認
  朽ち果てた井戸 漏れナシ



秋ノ宮地区の調査終了。

昼飯後、鳴子方面に移動

○ 別荘地 垂れ流し (宮城県大崎市鳴子温泉鬼首)
 39.4℃ pH6.07 EC0.49
ほぼ無色透明無味無臭だったと思う。
消雪の準備か?住民が大勢うろうろ、キモイオーラ。側溝からの流れをささっと汲み速攻離脱。

○ 下蟹沢温泉 (大崎市鳴子温泉鬼首下蟹沢)
  20.5℃ pH7.49 EC0.47
無色透明無味無臭
掘っ立て建屋内にはどうぞ〜とばかりにブラバスが置いてあったので
時間を掛けても浸かるべきだったな。
又、駐車位置はやはり最低限でも路側帯を確保し調査に望むべきとW反省。
他にも湧出箇所はある様なので次回調査と絡め始末したい。

合宿2日目の宿へ
○ 東鳴子温泉 勘七湯 GoTo適用 宿泊2食付 7100円/人  (大崎市鳴子温泉字赤湯)


・小浴室(薬湯・不老泉)
源泉名 勘七源泉
Na-炭酸水素塩泉  総計 1001.0mg/kg  平成21年
  44.2℃ pH7.11 EC0.88
若干着色がある感じ黒色細かいppt濁り無味アブラ臭 ツル感   どっかのパクリ。やってみた。
 黒色ppt

・大浴室
源泉名 新井第2号泉・動力揚湯湯源泉 新井5号泉・唐竹沢源泉
Na-炭酸水素塩・塩化物泉  総計 1303.5mg/kg  平成25年
  60℃以上 pH7.09 EC1.65
無色透明?ほぼ無味微アブラ臭 →僅かに黒色ppt舞い ツル感
鳴子で初っ端この宿、ダブル源泉運用はとても好感触。
建屋は昔の団地的昭和風情バリバリ。おやじ推奨の部屋に変更されたが
障子は破れテレビはブラウン管。事故物件的オーラ全開。おぃおいその心はなんなの?
天国から地獄に落ちた感はあるが、おおるりで鍛えられた許容幅から直ぐに適応できレトロ宿を楽しんだ。

 夜飯は手作り感あり○

合宿2日目終了。
3日目11/23(日)へ続く

                                        2021.01.11 アップデート
                                                                                       2021.01.16  一部修正、追記


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